iMovieよ永遠に…
わぁちゃんねる猫担当のなるみです。
僕は「わぁちゃんねる」というYouTubeチャンネルに動画を投稿しています。
なので、いろんなソフトを駆使して素材を編集しているんです。
僕の環境は10年前に買ったiMacと大学に入った時*1に買ったMac book Airを使っています。
初めて作った動画はこれですね。二週間くらいかかりました。
『編集ソフトがどうこう以前の問題だ』という話は一旦置いておきましょう。
編集技術はこの頃より多少は上がっていますが、作家としての能力はそんな簡単に上がりませんよ...
そもそもこういう感性に訴える作業というのは子供の頃から苦手で避けて通って来た道でした。*2美術はずっと2でしたよ?
脱線しましたが、僕のiMacはそもそもネット専用機に成り下がっていて大学のレポートを書くのにも不便したレベルのポンコツです。
でも、大阪に遊びに行ったことをきっかけにVLOGを作ろうかなぁなんて思いまして、HDDがガリガリ唸りをあげているiMacで動画を作り始めました。
使っているアプリは、iMovieとkeynoteとGIMPです。
で、iMovieは不便だ不便だというネットの声を聴きながらも使ってみたんです。
そんなこと言っても初めての動画編集ですから、とりあえずでもなんとかなるだろうと思ったんですが、iMovieでも十分雰囲気をつかむことができました。
なんてったって一番大切なことはまずやってみることですよね。
そんな思い出が詰まった、僕の愛するiMovieを僕は卒業します。
- iMovieのいいところ
- なんだかんだ初心者には触りやすい
- iMovieのよくないところ
- 他のソフトで解決を目指す
- Final Cut Pro Xこんにちは
- そんな僕の目に飛び込んできた衝撃
- そしてDL
iMovieのいいところ
iMovieにはお別れを告げることになりましたが、いいところがいっぱいあるんですよ?
特に一番の利点はFainal Cut Pro Xの練習として使うことができることです。
上の画像は左がiMovie、右がFCPXです。そっくりでしょ?
iMovieに慣れておけばFCPXを導入した時にある程度のエフェクト、操作方法が分かります。操作方法がなんとなくわかるというのは相当な利点だと思いました。
いきなりFCPXを張り切って導入した場合、間違いなく4万円をドブに全力で流し込む結果になったと思います。
いっぱいあると言った割には全然思い浮かばんのですよ。良いところ。
なんだかんだ初心者には触りやすい
「ライブラリってなによ?プロジェクト?は?タイムラインって縦じゃねーの?」
いやまぁ、そんなレベルの人はFCPXを買うとは思いませんけどね。
僕はこのレベルでした。
同じように動画編集をこれからしたいけどなにから手をつけていいかわからないよっていう人は安心して第一歩をiMovieで踏み出してみてください。
iMovieは良くも悪くも動画編集の初歩のノウハウが詰まっていると思います。
頑張ればすごくこだわった動画を仕上げることができますし、エフェクトもまぁまぁ揃っています。
4Kの動画もエンコードできますし、直接Youtubeにアウトプットできるのは便利だなと思います。
動画編集ってこういうものだっていう雰囲気はしっかり掴めます。
これが大事だと思います。
良いソフト入れたからと言って面白い動画になるわけではないですし、効率化できるとはいえ時間がかかることに代わりはありませんからね。
自分の表現したいことをアウトプットする練習には最適なアプリです。
iMovieのよくないところ
いかんせん自由度が低いです。
レイヤー*3の少なさから「工夫」をすることを強いられます。工夫自体は良いんでしょうけどね...
映像部分はメインの他に1つしかレイヤーが用意されていませんから、動画に字幕を被せたらそれで終わりなんですね。
また、iMovieで用意されている字幕は使いづらく位置も動かせません。
当たり前にできるだろうと思っていたことができなくて初めは困りました。
他のソフトで解決を目指す
字幕はGIMPで画像ファイルを作りkeynoteに貼り付けてクロマキー合成しています。
わざわざ画像ファイルにしてるのは、その画像単体でも動画に貼り付けられるので表現の幅が広がると思ったためです。
上の画像でメイン素材の上が黄緑一色になっているのはクロマキー合成するために背景がその色になっているからです。
そういった手間がかかるので、間違ったとしても「直すのがめんどくせぇ」となりますし、思った通りに動画ができないときは即お蔵でした。
Final Cut Pro Xこんにちは
9月末くらいから奥さんを説得してきてようやく今日という日を迎えました。
楽しみにしていました。
FCPX導入日。
これでいちいちkeynoteに字幕作ってグリーンスクリーンでクロマキーしなくてもいいんだ!背景に文字が溶け込んで読めなくなってもすぐに修正できるんだ!
動画の構成のレベルは上がらないにせよ編集はこれで勝つる!
早速導入しよう!とウキウキしながら仕事から帰ってきました。
そんな僕の目に飛び込んできた衝撃
ん?無料でお試しください???
30日間無料?何を言ってるんだ???
とりま、メアドを…
マジかよ勘弁してくれよ。
9月から1ヶ月首を長くして待ってたんだよ。
これなら奥さん説得した次の日くらいから使えてたってことだろ!
マジかよ!!
導入を決意してから1ヶ月間iMovieでストレスを抱えながらFCPXを夢見ていた僕としては天地がひっくり返る衝撃でした。
そしてDL
iMovieからFCPXへの移行するにあたって何が素晴らしいといえば、iMovieのプロジェクトを引き継ぎできることです。
移行のために数日編集作業をやめていたのですが、そんなこと全く必要なかったですね。
そして、Mac Book Ariだとちょっと重いね...
でもやっぱり字幕は動画にそのまま打てるし、フォントもMac内にあるものを全部取り込んでくれる!iMovieで不便を感じてたところがそのまま解消されてる!
インターフェースはiMovieのままだから、iMovie Proと揶揄される意味がよく分かります。
ぼかしもかけれるし、いわゆる「Youtuberっぽい動画」はなるほどこうやって作るのか〜って感じです。
もしこの記事を何かで目にしたiMovie使いの方、限界を感じていたらFinal Cut Pro Xが1ヶ月無料で使えるのでまずは試してみてはいかがでしょうか?