年をとって分かった。大人の話はちゃんと聞いておけって。
僕は20代のころから酒をかっ食らってまして、すでに一生分の酒を飲み終わっています。
で、もちろん体も無事なわけないんですよ。いろいろ壊してます。
なので、YouTube上で酒飲んで配信ってのもやりたかったんですけどできないんですよ🍻🍷
ここに至るまでいろんな人に「酒飲みすぎ」だの「体壊すぞ」だのと言われてきました。
でもどうですか?そんな話ききます?
きかねーんすよ。
僕もそうでしたし、僕が仮に誰かに言ったところで誰も聞くわけないんですね。
分かりきっていますが、あえて言います。
今まで僕に言ってきた大人も分かりきったうえで言ってたはずです。
今イケイケの20代を過ごしてるそこの君!
調子に乗って自分の体をないがしろにすると30過ぎてから一気にツケがくるぞ!
今のうちに酒やめて筋トレはじめておきなさい。
なんでこんな記事をエントリーしたかは最後に載せますね。
自分はそうならないんだって
誰もがそう思ってんです。でも、みんななるんです。
それに30代で気付いたので僕は割とラッキーだと思ってるんです。
せっかくその人のが培ってきた歴史の中から僕にあう言葉をチョイスしてくれたのにも関わらず、「誰がお前みてーなオッサンになるんだよwならねーよwww」とか思ってるわけです。
あっぶねぇ...厚顔無恥なオッサンが出来上がるとこだった...
僕は飲んだくれ末期に「思った通りに体が動かない」と感じることが多くありました。そりゃそうです。意識は20代前半のままな上に、体の衰えには気が付いてなかったんですよ。
酒が抜けないのは「飲みすぎたからだ。昔からそうだった。俺は酒好きだけどちょっと酒が弱いだけ*1」とかナチュラルに思ってました。
だって、自分がそんな飲んだくれたオヤジになってる自覚がないんですから。
で、二日酔いで結構な時間を失いました。もったいないですよ。
その時間使って若いときにいろいろ経験しておけばよかったです。
考えてもみると、このままいくと定年してから老いた体に鞭打って旅行だなんだと始めることになるのでは?その時に健康でいられる?金はあるの?
これを総合的に考えて出た答えが、『絶対無理だ...』
30代の今、20代のころにいろいろやっとけばよかったと思ってるわけです。
その意識は60代になったらもっと大きなものになるだろうなと予想できます。
じゃぁ今やらないと。今やれないのに将来できるわけもないし。
ハンチョウも言ってます。
「明日からがんばろう」という発想からは…
どんな芽も吹きはしない…!
そのことに20歳を超えてまだわからんのか…!?
明日からがんばるんじゃない…
今日…今日だけがんばるんだっ…!
今日がんばった者…今日がんばり始めた者にのみ…
明日が来るんだよ…!
今やっとかないと、将来『やりたいことたくさんあるのに死んでいくんだ...もう終わりだ...』ってなるに決まってます。やりたいことやったもん勝ちですよ。青春じゃなくても!
だから酔いつぶれるもの楽しいけど、それは老後に取っといてもいいわけで、体力のある今のうちにさっさといろいろするべきだと思っています。*3
子供の存在
僕は別に体が壊れたんで酒をやめたわけじゃないんですよ。
むしろ、酒をやめた時点ではどこも悪くないと思ってたレベルです。
人間ドックにかかる年齢になって初めて酒でいろいろぶっ壊したのを気付きました。
子供が生まれてからは、寝てる顔を晩酌しながら眺めたり、子供が寝た後に奥さんと一杯やりながらっていうのも素敵な時間でした。
ところがですね、20代から僕は朝起きてそのままビールを飲むっていう行為に抵抗が全くなかったものですから、子供と朝の散歩をしながらコンビニでハイボールを買って飲んでたんですよ。
想像してみてください?
散歩して軽く汗ばんだ体に朝日を浴びながら一杯ひっかける喜び。
最高ですよね✨✨
僕は普通にそういう感覚だったんですよね。
これを俯瞰でみたらどうでしょう?
朝の9時に幼い子供の手を引くオッサンの片手には角ハイボール濃い目。
それを美味しそうにかっくらいながら歩いてる光景。
100歩譲って馬鹿じゃねーの?😊って感じですよね。
さらにそれを保育園の友達の親に見られてたりなんかしたら引っ越し不可避なわけですよ。えぇ。
子を持つということは、ただ生み育てるだけじゃなく、子供につながりのある人たちに僕自身がどうみられるかということを意識することでもあるんだってことを気付かされました。
子供が親を育てるというのはよく言ったもんだと思います。
ちなみに、それを意識した瞬間酒やめよう!とは思いましたが持っていた角ハイボール濃い目はしっかり飲み切りました👐
なんでこんなエントリーを書いたの?
先日、市内のイオンにしょこたんが来ましてミーハーな僕はそれを見に行ったんです。
そうはいってもおじさんの20代って言えばニュー速VIPの最盛期でしたから、しょこたん(*´Д`)ハァハァな時代を過ごしてきた身としてはお目にかかっておきたかったんです。
で、酒をやめた僕は子供の手を引く不審者からぎりぎり普通のおじさんに戻ってきたんですが、酒をやめると尋常じゃないレベルに甘いものが食べたくなるんです。
これは人によるんですけどね。
アル中と呼ばれる人たちは脳のエネルギーが糖ではなく酢酸になっているという話があって、酒をやめると酢酸が足りなくなるので糖分を欲するという話なんです。
それで、これまで全く食べなかった甘いものをすごく食べるようになりました。
例えば、前は食べると胸やけしていた生クリームとかも今は平気というか好んで食べます。
ドーナツとかも食べます。
前は奥さんがドーナツ買おうものなら「そんなもんに金使うよりチューハイでも買って一杯やろうぜ!」みたいな感じだったんですが、今はミスドの前を通りかかっても奥さんがスルーしようとすると「待って、なんで買わないの?おかしくない?」と僕がごねます。パフェとかもそうですね。おいしく食べられるようになりました。
だいぶ話がそれました。
帰宅して満足気に持ち帰ったドーナツをモシャモシャ食べていた時に、奥さんが持ってきたのは今年の人間ドックの結果。
僕の膵臓はぶっ壊れてまして、昨年ドック結果が「E」判定くらったんですよ。こんな膵臓は誰も食べたがらないので映画にはならないんですが、今年はなんとそれを更新する「F」判定!やったね!
昨年は「慢性膵炎の疑いあり」だったのが今年は「確定!」って感じで書かれてました。スロッターとしては「確定!」って書くとワクワクしちゃいますよね!
膵臓がぶっ壊れるとどうなるかといいますと、「インスリンが出ない」わけです。
なので糖尿病一直線です…
爺さんも糖尿病を患ってましたが、確かに酒好きだったなぁなんて遠い目をしながら、タイトルのことを思ったわけです。
そんなわけでこんなエントリーが出来上がりました。
あぁ、神が作ったこのポン・デ・エンゼルが僕をお迎えに来てくれたんだ...
確定している糖尿病という未来に向かってドーナツを胃に流し込んでいますが、お酒を好き放題飲んだ結果節制を強いられるだなんて人生よくできているものです。