わぁちゃんねるのブログ

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【育児】本から学ぶ自分の毒親度


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僕は30才を超えてから大学に行きました。

学習自体は中学生の頃から脱落し始めてたんですが、大人になってからの勉強は楽しかったです。

「考える」という行為がしっかり身に付きましたし、人の考えを聞くことができるようにもなりました。

さらに生活にも色々変化が出たのですが、一番の大きな変化は「本を読むこと」ができるようになったことです。

 

高校を卒業してから15年。

まともに読んだ本はありません。*1

 

大学在学中は、強制的に本を読まされることが学習の一部だったので、おかげでそれが身についたんです。

僕は昔から、文字を追ってはいるんですが、内容は全然頭に入っていなくて、小説とか読んでても『なんでこんな展開になってんだ?』となり読み返してばかりいて全然内容が進まないことが頻繁にあります。

 

もちろん大学の授業でもそうでした。

教科書を読んでも文字は追っているものの全然頭に入らないんです。

ですが、大学を通じて「知る」「考える」ということへの興味が強くなり、これまで興味のなかった分野のことも齧りたくなりました。

 

そうするとどうしても本を読まねばならん!ということで頑張って今も読んでいます。

そんな中、とても考える内容の本と出会いました。

今回はそのことを書きたいと思います。

 

毒になる親

毒になる親 一生苦しむ子供 (講談社+α文庫)

 僕が大学の勉強を自宅でしていたこともあって、子供が3歳くらいの頃から『パパとのコミュニケーション』として一緒に勉強をしてました。

 

wachannel.hatenablog.com

 

勉強の内容は徐々にレベルアップしてきて、今は算数の初歩的なことをやっています。

就学前からこうして楽しく勉強していることは良いことだと思うんですが、『親としては』これを機にレールにこっそり乗せたくなるじゃないですか。

でも、せっかく勉強を苦にしてないのにレールに乗せて嫌になったらどうしよう...

好きから嫌いになった方がより嫌いになるし。

とりあえずは、気づかれるまでレールにこっそり誘導しよう...そんな汚い大人の考えがよぎっています。

 

本を手にした経緯

僕はこれまで生きてきた中で「それしか選択がなかった」という経験を嫌というほどしました。

もっとやりたいこともあったし、あの時こうしていればという思いは山ほどあります。

 『やりたいことが選べない理由』は単純で「選べる人から優先で席が埋まっていく」からです。

じゃ、選べる人になるためにはどうするかといえば『勉強を積み重ねる』ことが一番手っ取り早いです。

それ以外にももちろん方法はありますが、どれもこれもそれに比べれば茨の道。

今も昔も勉強が一番手っ取り早いと思ってます。

ちなみに僕は決して優秀な少年時代を過ごしたわけじゃないですし、よく年配の方が言われますが「勉強以外にいろいろやってきた」ことが素晴らしいことだとは思っていません。

勉強以外のことは勉強と平行してたってできると考えているからです。

 

そういう回避できる経験や後悔を子供にはなるべく、して欲しくないってのが親としての心情です。

なので、気がついたら随分な教育パパになっていました。

自分でもコンプレックスが爆発してる自覚はあります。

 

僕が幼少期に親にして欲しかったことが一緒に勉強をすることだったんですが、それを今自分の子供に対してしてます。

自分なりに大学生活とか資格取得とかを通じて教えれる範囲で勉強を教えたりしてますし、それで子供が今のところは『勉強が楽しい』と言ってくれています。

それなりに子供自身も進んで勉強もしています。

でもふと気がつくことがあるんですが、自分の体に染みついた癖を「こうすればいいんだ」って子供に押し付けていて我に返る経験が何度もあるんです。 

そんなことをしていたら「自分が良かれと思ってやってるコレってホントにいいことなの?」と思うようになりました。

 

で、自分は毒親になってないか?と思い、その基準を探していた時にこの本があったんです。

「親が毒になる経緯」みたいな内容を期待してたんですが、ガッチガチのカウンセリング本です。これ。

問題がある親の元で育った結果、大人になってもその苦しみから解放されない人のカウンセリング方法を知る本です。

この本の本当のターゲットは、30代を迎えても自分の内面にとてつもない「怒り」や「悲しみ」を抱えて、自分じゃ処理できない人なんだと思いました。

 

思っていた展開とは違いましたが、得るものは多かったです。 

本には毒親で人生に暗雲をもたらした人達の例が載ってたので、自分がそうなってはいないだろうか。

心当たりがあるエピソードはないだろうか。

自分の失敗を子供にさせまいとし過ぎて、子供の人生や人格を無視してないだろうか。

そういう自分を見直す基準としては多くのものを得ました。

 

結果からいえばギリギリ毒親じゃない僕

ギリ大丈夫そうです。

 

勉強はあくまで子供の自主性に任せています。

やりたくないならやらなくていいし、やりたいときは付き合ってる。

 

なにより、自分の失敗をアドバイスこそしますが、選択自体は取り上げません。

やりたがってることは基本的にはやらせてます。

それでうまくいかなかった時は、答えや解決方法を教えたりもしませんが...

その辺の塩梅が難しいなぁと感じています。

 

保育園の先生からも「最後まで諦めないで取り組めるお子さんですね!」なんて言われてるし、今の所僕がやってることは「教育」の範囲に収まってるのか...?

先生の話は、それには関係ないか...

 

この本を読み終えて、教育だと思ってることが過干渉ではないか常に自分を客観的に監視する必要があると感じました。

そうならないための基準は、本の内容をベースに自分にあった内容を作って守っていこうと思います。

 

例えば気づいた所として、今は「宿題をやりなさい」というような言葉は使っていなくて、「宿題を一緒にやろう」「宿題見させて」みたいな感じで、あくまでパパと一緒にやってくれない?という感じに声をかけてるんですが、これは良くないなと。

高圧的にならないように気をつけてるつもりですが、言葉遣いが違うだけで強制しているのと変わらず、干渉してしまってるんですよ。

結果として子供の行動にも現れてきてまして、進んでやってたドリルを最近面倒臭がるようになったなぁと感じています。

僕が大学在学中は、「横でやってていいから、パパに話しかけるな!」くらいの感じでやってたんですが、そっちのが良かったのか???

 

押してダメなら引いてみるアレか?

獅子が谷に子供を落とすアレか?

どうあれ、子供ときちんと「対話」しなさいよ。と、本には全体を通して書いていましたのでやっていこうと思います。

対話をする際も、一人の人間として扱うこと、先輩面しないこと、親面しないこと、パパの昔話はしないこと、この辺に気をつけて接したいと思います。

 

最後に

「子供に気をつかうなんて馬鹿げてる」と考えてる人が僕の周りには結構いて驚くんですが、普通は他人と接するときは気をつかうでしょ?

それって相手に嫌な思いさせたくないとかそういうことですよね?

その気遣いが家族、とりわけ子供にはしなくてもいいとか、子供には嫌な思いさせてもいいとかって僕には理解できないんです。

 

なんなら僕はアルコール依存が回復に向かわないままだったら間違いなく毒親でした。まぁアルコール依存で子育てしてたらそれはもう虐待ですか。

家族はそんな僕を見捨てないでいてくれた最後の人たちなので、そんな無礼なことはできないんです。

この本にも例の一つにアルコール依存の親がいる家庭を取り上げてました。

その内容にも指摘されてましたし、アル中にはお馴染みの言葉ですが、「アルコール依存症者を抱える家庭はまさに地獄」です。

そういう意味でも僕はギリギリ毒親サイドから戻ってきたんです。

なので、自分を日々見つめ直して子供に必要とされる親でいたいと思います。

 

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*1:漫画を除く