【大学】僕なりのレポートの書き方【通信教育】
大学入学当初一番困ったのはこれじゃないですか?
レポートの書き方。
どうやって書けばいいんだ・・・なんてあたふたしてますでしょ?
現在在学中のレポートについてエントリーを書いていますが、一年目の分をエントリーし終わっていやぁ当時は結構頑張ってたなぁって自分で思いますからね。
4年間で130単位取ったわけなんですが、そのうち100単位くらいはテキスト科目でした。
1科目2レポートですから年間25冊、2週に一度は確実にレポートを提出してたわけです。やってたなぁ。
最初は当然誰もレポートの書き方なんて教えてくれなかったので、学生便覧に則ってやったんです。
ですが、そもそも学生便覧に掲載されてる「書き方」ってのを誤解していて、最初ですね?A4の用紙にレポートを印刷して、それをレポート用紙に合うように切り取って、貼り付けてたんです。
最初からレポート用紙に印刷すれば良くね?と気付いたのは3年後半....
そんな僕でも卒業できたので大学入学に興味のある社会人はぜひチャレンジすることをおススメします。
チャレンジしたからには突破しなきゃいけない壁というがやっぱりレポート作成にはなるんですが・・・
そんな今回はレポートの書き方、僕がレポート作成の際に意識していたポイントを記事にしたいと思います。
レポートは通信の学生と先生を結ぶ数少ない成果物です。
先生たちは遠方で勉強している学生の勉強具合のチェックに余念はありません。
通信課程は大半が社会人だということもあって、結構厳しい目で見られてると僕は感じました。
ただ、ちゃんと勉強してるよ!ってのが伝わると先生たちはそれにきちんと答えてくれるとも感じました。
レポート切り貼りしてたレベルの僕のエントリーが参考になるかは微妙ですが、誰かの参考になれば嬉しいです。
通信課程卒ですが、通学過程でも通じるところがあればなおうれしいですね。
アナタの考えを述べなさい系
1年目2年目は一般教養科目が多く、それらは「あなたの考えを述べなさい」という抽象的な課題が多かったです。
考えを述べるというのは思いのたけをぶつけるってことと違います。
授業で学んだことを基に、なぜこう思ったのかを書いていくんです。
僕の場合レポートの文字制限が2000文字までだったんですが、現代日本史や西洋史など答えが自分の中にあるものは、レポートの形にするのが特に大変でした。
2000文字では収まらないんですね。
収めるために添削すると言いたいことがちゃんと伝わらない。
そんなジレンマに陥りました。
ちゃんと伝わらないってことはレポートが支離滅裂になるってことです。
当然そんな主張は絶対NGです。
現代日本史なんかだと今話題の日韓、日中、日米関係の発端を探る授業は添削を進めるうちに歴史的な事実を無視して自分の主張を書き連ねる内容になりがちですが、そういうのは通りませんよね。
憲法とかね、天皇とかそういうのに対する考えを聞かれますからね。
この題材で支離滅裂はやべーでしょって。
例えば文明開化あたりは日本がグローバル化していく序章で、国全体として盛り上がってる雰囲気は当時の新聞とかから読み取れるんですが、その時期には大きな戦争がいくつもあったり今の価値観とは大きく違うわけです。
単純に「明るい未来を目指していた社会」というのは今も昔も同じでしょうから、文明開化の時期に暮らしていた人たちはどういう社会の受け入れ方をして、それを今生きる自分として何を教訓にするかとかを書いてるのに、突然WW2で失った植民地を取り戻すんだ!とか言い出してたらやべーですよね。
あくまでも、授業で得た知識が今の自分の考えにどう結び付いたのかを体系的に表現することが重要だと感じました。
述べなさい系レポートの大枠
僕はこういう課題の場合、大きく3つのブロックに分けてレポートを書いてました。
だいたい2000文字指定なので、300文字、1500文字、200文字のブロックに分けて「導入部」「本論部」「締め部」に構成してました。
なぜこのブログがそういう書き方になってないのかが非常に謎ですが、この書き方をすると割と小論文ぽく仕上がります。
それぞれの部分をフラクタルにすればもっとちゃんとした形に見えるはずです。
導入部はレポート課題に指定されたことについて、今どう思っているか、感じているかを書いてました。
上の文明開化の例だと「今は戦争のない世の中だけど、歴史を振り返ると戦争ばっかりしてる。とくに明治時代の連戦連勝だった頃は戦争と言えば花々しいイメージさえあったけどそれってどうなのよ?」という導入でした。
本論部はそれに対して授業を通じて学んだものがどう影響したのか、影響した結果何を思ったかをあくまで「自分がこう感じた」にスポットして書きました。
「連戦連勝がもたらしたのはWW2ではっきりしたように軍部の暴走でした。
じゃ、他の時代も見てみると、勝利すると割と暴走してる。
戦争の勝ち負けに関係なく犠牲になる人はいつの時代も多いから、戦争の経験をした人たちが築き上げた「戦争のない世の中」というのは割と理想を現実にしてきたもの。
そう考えると平和は尊くて戦争に華々しいイメージっていうのも考えものだよね。」ってのをツラツラと書いてます。
ここの内容は正解も不正解もないと思いますが、先生からはちゃんと返事が来るのでさすがだなぁと感じます。
最期の締め部は、本論部で思ったことを今後どういう風に応用したいかを書いてました。
「現代は戦争がないとはいえ、課題はたくさんある。それを将来にどう渡していくかを考えていきたい。」みたいな。無難な。
いつも「今後もこの勉強を続けて自分の人生の糧にしたい」的な事をちょっとだけ具体的に述べて結びにしていました。
逃げだよね~
考えを述べなさい系はこんな感じで作っていました。
2000文字じゃ足りないので添削の方が大変です。
問題を解きなさい系
問題を指定されてそれを解きなさい系は、数学関係や専門系の授業のレポート形式です。
レポート記事でも書いてますがこういう課題は授業と並行してレポートも進めていけばいいです。
ただ、計算過程を飛ばすのは基本的にNGです。
当たり前ですが、先生方は習熟度を見たいわけですからその答えに至った過程を見たいわけです。
課題の注意点にも記載されていますが、分かりきってる計算でも書いておいたほうが無難です。
僕はオームの法則とかも省略せずに書きました。
一番怖いのは問題を解きなさい系って手書き指定が多く不合格を食らうと書き直しの恐怖が待っているんです。
正直書き直しになったらもうレポートなんてやってられません。
なので横着せずにきっちり理解を示して合格をもらいましょう。
そもそも問題を解く系の課題は教科書を見ながらやれば解けるはずの問題ばかりです。
そりゃそうでしょって話なんですが、それは先生も分かってるので1問間違っただけでも不合格をだしてくる科目もあります。
テキスト・サブテキストに載っている解き方を探せなかった僕が悪いんですから評価は受け入れますが「ひでぇ」と思ったことが何度もあります。
締め切り前に書き直しくらって泣きながら直したことは1回2回の話じゃないですよ。
というわけで問題を解け系は基本全問正解を求められると思ってOKです!
とはいえどうしても分からない問題もありました。
そういうのは先生に聞く→そのうえでそれでもわからない場合→適当に答えを書いて提出。
「一応、考えたけどわからなかった」というアピールは有効らしいので奥の手として使ってみるのもいいかと思います。
ちなみに僕は在学中奥の手を2回発動させました。
もう一つ手書きレポートについて僕がおススメする必殺技があります。
「手書きだけど鉛筆が許可されていない授業はフリクション」です。
ご参考までに。
以上、レポートの書き方でした。
本当の問題は締め切りに追われることですから、週に最低1本はレポートを提出するようなスケジュールで進めていくといいです。
少しだけ余裕あるスケジュールですね。
僕は授業に取り掛かる前にレポート課題を確認してスムーズに終われそうなものから仕上げていってました。
解きなさい系のレポート作成自体は授業と並行して進めると時間はかからないので優先的に取り組みましたよ。
最後に
楽しい大学ライフを送るためには、単位を順調にとるということが必要不可欠です。
レポートは在学中常に作っている感じになりますが慣れればきちんと消化できます。
やって良かったといえる学生生活になることを祈っています。
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