わぁちゃんねるのブログ

YouTubeに『わぁちゃんねる』を開設していますが更新止まってます🤤。ブログでもたまに動画概要を書いてます。基本は日記、アル中話、育児話が中心です。

【アル中】怒りに支配される生き方から逃げる方法

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生きてるとほとんどがネガティブな感情じゃないですか。

朝起きるのもダルイし、仕事なんてさらにダルい。

毎月25日は会社に値踏みされて絶望的な気分に苛まれます。

子育てだって子供は可愛いし成長も楽しいのはそうだけどしんどいことも多いんですよ。

 

僕は14歳くらいからもうずっとそんな陰鬱とした毎日を過ごしてました。

そりゃ思春期なんてそんなもんだと思うんですが、僕はそれから数年後にはアルコール依存症になってしまいなかなかのネガティブマンでした。

普通ネガティブな感情は二十歳過ぎれば抜けていくものなんでしょうけど、酒はその感情を増幅させてしまうんですよ。

そういう知識は当時なかったので、負の感情の捌け口としてガブガブ酒を浴びていました。

当時務めていた会社にも、今振り返っても尋常じゃないと感じるプレッシャーをかけられてたので、そこからも逃げたいし酒以外にはネガティブな感情を消化するところがなかったように思います。

 

結局酒に飲まれ、僕の周りには誰も残ってない。

そういう状況になりました。

www.dansyu-renmei.or.jp

「地獄を見たければアル中のいる家庭をみよ」

その言葉通り、僕はアルコールの業火に身も心も焼かれ地獄の化身となっていました。

 

自分は自分が作るもの

ネガティブな感情に支配され、酒に溺れ、まぁ人としての大切なものをこれでもかというくらいにかなぐり捨ててきたわけです。

 

wachannel.hatenablog.com

 

その間、いろんな人に酒や生活態度についてお叱りを受けていましたが、アル中の常套句「こんな程度でアル中なんて言ったら世の中の大半がアル中だよ!」の精神で保ててない精神を保っていました。

今振り返るとヤベェ発想ですよね。

なんの根拠も基準もなく自分と周りを比較して「大丈夫だ」と思ってるんです。

結局、いかに「酒を飲むための言い訳」をするかがキーポイントなんですよ。

 

さて、今は断酒も3年を越えようとしていましてアルコールの魔力を日々感じつつもなんとか飲まずにいれてるかなぁなんて思う日常です。 

しかし、根本的な「日々のネガティブな感情」は消えません。

まぁ歳をとって鈍感になったといえばそれまでなんですが、自分に負けられるようになってちょっとは嫌な感情は消えました。

許容できる範囲が広がったといえば聞こえはいいですが妥協や諦めるポイントを自分で見つけるようになりました。

 

でも、これはここ数年で培った物で特に酒をやめる行動の中で強烈な離脱症状を紛らわすために自然にとってた行動です。

だってもう飲めないんだもん。飲んだら死ぬんだもん。

死にたいか飲みたいかって言ったらまぁ死にたくないよね。

そんな感じで死か妥協かの選択でしたからね。

 

この時期は並行して大学に行ってたんですが、大学は大学で強制的に考えさせられるじゃないですか。

僕は情報科学科だったんで、電子とか半導体とかとったんですがそれらの動きや動作原理って目に見えない概念的な物じゃないですか。

それを考えて「だからこう動くんだ」って理解するのはなかなかの作業でした。

 

二つの経験がようやく僕を沼から引き揚げてくれたと思っています。

深く考えること。自分で妥協点を見つけること。

この二つでネガティブな感情の矛先を反らすことができるようになりました。

 

怒りのコントロール

ネガティブな感情で多くの場合僕が抱えたのが怒りでした。

とても怒りっぽかったです。

キレる17歳世代ですからね。他人のことどうのこうの言えませよ。

それくらい簡単に怒ってました。

 

で、最近「アンガーコントロールって話題じゃないですか。

僕はこれをとても重要だと思ってます。

 

やっぱり怒りに支配されるといいことはおきません。

当然トラブルも多いですし人間関係もよくない。

僕はそれを誤魔化すために酒を飲んでた節がありますからね。

 

www.angermanagement.co.jp

 

ただ、今は断酒してるから怒らないのかといえばそんなことはありません。

 

やっぱり子育てはイライラすることが多いし、会社にも怒りを覚えます。

そんでもって結局自分がうまくやれないってんでうまくやってる他の人なんかを見て落ち込むってことは今でもよくあります。

 

じゃ、その怒りはどうしてるの?って話ですが「筋トレ」なんですね。

 

そうです。僕のアンガーマネジメントは「筋トレ」なんです。

 

別に誰かを叩きのめしたいとかそういう意味じゃないです。

なぜか筋トレ=粗暴なイメージって結構ありますよね。

 

ちょっと前に話題になってましたけど、「筋トレするなら女を守れ!」みたいな。

女を守るのはいいけど別に拳を交える必要なんかないでしょ。野生動物かな?

「格闘技とかするなら筋トレの意味わかるけど」みたいな。

僕は学生時代レスリングをしてたんですが、筋トレより基礎練習の時間の方が長いわけです。

だって筋トレだけしたってタックルががうまくなるわけでもないですし。

 

そうなんですよ。

筋トレは「手段」の一つであって、目的はボディビルだったり取り組んでるスポーツの強化だったりリハビリだったり様々です。

 

僕の場合それがストレス解消なわけですね。

 

でも、思いますよ。ムカつく上司にムカつくこと言われたりすると。

「じゃ、お前はスクワット何キロあがんねん」とか。

「バーベルのプレッシャーに比べたらたいしたことないくせに偉そうにすんなや!」とか。

だって、上司の重量なんてせいぜい80kgくらいですよ?

僕だって大した重量は扱えませんけどね?これくらいなら全然問題なく吹き飛ばせるわけです。

 

でも、そんな粗暴なことはしません。

パワーを誇示するために筋トレしてるわけじゃないから!

 

怒りをグッと飲み込んだあと、今まで発散できずに溜まってた感情をバーバルにぶつけるために筋トレしてるんです。

バーベルになら怒りをいくらぶつけても悲しむ人はいません。

 

社会生活を送るにあたって、もっている不満や怒りやふしだらな感情を何か別の形で表現したり発散したりすることはとても大事なことです。

  

なので、自分の中にネガティブな感情が溜まっててその気持ちがどうにもならないと思った時には筋トレをお勧めします。

運動するだけで気分はだいぶ変わりますからね。

 

怒りをパワーに変えることって普段の生活だと八つ当たりになることばっかりじゃないですか。

それを誰にも迷惑をかけずに行う方法が筋トレですよ。

 

あの上司をぶっ飛ばしてやるからな!と心に秘めてダンベルを握り締めてベンチプレスをしてみれば次の日には筋肉痛でぶっ飛ばすのは今度にしようってなります。

筋肉痛が治ればまたベンチプレスがしたくなってそうこうしてるうちに、仕事の悩みよりどうやって重い物を持ち上げるかを考えるようになります。

 

おめでとうございます。

これで怒りをコントロールできて素敵な生活がやってきます。

僕は酒より筋トレの方が依存性強いんじゃないかと思いますよ。

 


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