【学習】勉強しなきゃ勉強の良さが分からないなんて世の中上手くできてる
帝京大学の通信課程を卒業したんですが、あんまりネット上だと情報がなかったので自分が受講したテキスト科目のまとめをエントリーしています。
ここまでで2年までの履修分のエントリーが終わりました。
振り返ってみると2年生は思ったよりテキストで履修した科目が少なかったなぁというのが感想です。
メディア科目が多かったですね。
さて、僕は大学を卒業したのは30を超えてからです。
なので、勉強の意義ってのがよく分かったと思ってます。
これって結構大事だと思ってて、年齢に応じて19で大学に行ってたら僕の場合勉強する意義なんて全く感じることなくやめてたことでしょう。
実際僕は高校卒業して専門学校に進学したんですが、通学するために使う駅と自宅との間にパチンコ屋があったことが原因で学校には行かなくなりました。
イレグイって台をバカみたいに朝から晩まで打ち倒してましたね。
たまに、メフィストとかマジックパルサーとか打って爆死してたり。
まぁ、10代で勉強に意義を見出す育ち方はしてなかったということですね。
勉強の意義って?
社会に出ると「経験を積むこと」が勉強だと言われることも多くなります。
僕も「学校の勉強よりも生きていく術や自らの経験のほうが重要だ」なんてしばらく思ってて20代は少なくともそう思ってました。
しかしですね、「学校で習う勉強」というのはそれに一生を費やして発見、研究してきた人たちの蓄積を分かりやすくやってるわけです。
だから数学をとっても「三平方の定理はこの公式ですよ〜」で済むわけです。
1からその公式を発見することなんて必要ないわけですからね。
三平方の定理が分かればベクトルも計算できるし、それが出来れば電気も扱える。
そうやって、何人もの学者が発見してきたことを端的にやってるわけで、より詳しく知りたいなら大学に行くという道が用意されてます。
いうなれば「人類の文明の軌跡」を学校の授業ではやってる訳です。
それが大事じゃないわけがない。
僕は大学に行ってそう感じるようになりました。
今はあんまり無いかもしれませんが、昔は高卒と大卒なら1億変わるとか言われてましたが、そりゃ1億変わるでしょ
4年専門性を磨くというのは、何人もの偉人が残してきた学問を自分で受け止めて、自分なりに形にすることですから価値のある事ですよね。
だから、大学はどこで学んだかより何を学んだかが大事だと感じますよね。
それを伝えなきゃいかんのです
僕としては勉強に対してはそう思っています。
じゃ親として子供にこれをどう共有するかってのが課題になります。
大学に限らず勉強は何を学ぶかが大事で、やっていくうちに意義を感じ取ってくれればいいとは思ってるんですが、小さいうちだとなかなかそこまで頭が回らないじゃないですか。
いろんな経験をしていくうちに「あれはこうで、こうだからこうなってる。なるほどアレの意味はこういう事だっのか!」っていうワンサイクルを体験していくわけじゃないですか。
コレって割と自発的に取り組んだときに気づくものだと感じてるんですが、学校の授業では基本的に「やらされる」事が大半なわけですがそれをどう「やってる」ように感じさせるかってのが中々難しいんです。
僕は子供に対しては「やってる」感を出すために足し算もわからないふりをして子供に授業をしてもらいます。
人に教えるのが勉強でいうところの「自発的にやってる」に当たると思うんですけど、僕がそうしている意味が子供に伝わればいいなぁ思います。
人に伝えるのって難しいですしね。
言葉なんかじゃ伝わらないし、行動しても伝わらない。
意思疎通を図るってのはほんと難しいです。
さらに勉強は苦しいししんどい上に簡単に逃げられますよね。
勉強しなきゃ勉強の素晴らしさは分からないけど、肝心のそれがとてもしんどい。
なんか似たようなことが...
筋トレだ。
なってこった。
人生は絶望ばかりが訪れると思ってたけど自ら絶望に半身浴して気持ち良くなってたなんて...