【育児の悩み】子供の伸ばし方がわからない
子供の伸ばし方ってわからなくないですか?
自分の中の何らかの基準でしつけ等を行ってるわけですが「これってあってるの?」っていつも思うんです。
本を見たり周りに聞いたり親に聞いたり手を変え品を変えやってますが本当に難しいです。
育児学者の育児書ならまだ耳も傾くんですが、親を含め多くは「個人の経験の一般化」で酷いやつだと「芸能人の育児本」とか、なんの参考にはなるのよ?ってのも多いんですよ。
そうこうしてるうちに子供には僕の経験を基にしつけをしてしまうので、無根拠ペアレンツになってまして悩んでます。
僕に余裕がないときについ強い言葉を子供に対して放ったこともありますが、ある程度大きい10代とかなら「コイツ大人のくせに馬鹿じゃん?」とか自分の中で消化できるかもしれませんが、小さいうちはそうもならないわけですよね。
親だって人間ですから当然イラつくことも機嫌が悪い時も一人になりたいときもあるわけなんですけど、僕としては子供に対してそれは言い訳だと思ってます。
だから、そもそも消化できないような思いをさせないっても重要な親の努めだと思うんです。
よく言うじゃないですか。
アメリカだとそんな事したら児童相談所が警察と一緒にすっ飛んできて親は逮捕、子供は保護されるって。
僕はそれがあるべき姿だと思ってます。
ですが同時に、痛ましい事件を起こさないためには「子供の扱いに困っている親」にも逃げ道を作ってあげないといけないとも感じるんですよね。
大変ですもん。人を育てるのって。
どうやっていいか解りませんがほったらかすわけにはいかないっていうね...
そんな事を考えながら答えのない問を考えて時間ばかり消費しています。
子供の参観日に行ってきたんです。
というのも、先日長女の参観日に行ったんです。
その時にいろいろと感じました。
長女の場合、僕らにとっての初めての子育てなので不足が無いようにと思ってついつい大人の基準を当てはめてたってことに気付いてハッとしました。
まだ7歳ですからね。全然子供で当たり前なんです。
子供なんですけど彼女なりに精いっぱい頑張ってるんだってのをいつも一緒にいるのでなんとなく忘れがちですが、参観日に行ってその頑張りをヒシヒシと感じました。
学校での長女は全然しっかりしてて何も心配するような事はなかったんです。
それなのに、僕は大した事ない細かいことさえもチクチクと言ってんだと思い自分に腹立たしささえ覚えました。
もちろんそう言うのも子供を大切にするが故なんですが、彼らが見て感じているものをもっと尊重しなければと、もう子供達に「しつけ」という名でエゴを押し付けるのをやめようと。
僕は一体何と比較をしてこんなに頑張ってる子供に鞭打つような真似をしていたんだろうかと。
そう感じて大きくショックを受け、見守ることの大切さを痛感した体験でした。
親と一緒にいることが幸せとは限らないわけです。
次女は次女で保育園をやめました。
うちは僕も妻もフルタイムで働いてるので長女も次女も1歳になる前から保育園に預けてたんですがそこをやめました。
家で見れるようになったわけじゃないんですが、通っていた保育園の考え方に賛同できなくて退園したという感じです。
その一つが「子供は親と一緒にいるべきだ、それが唯一絶対の幸せである」という宗教です。
すきあらば家庭保育を進められたりしてて、コレはあれか?金はキチンと取るけど人工を削って利益出そうとしてんのか?と思ってました。
そういう環境だと子供に何されてるか不安だったということもあります。
そもそも僕的には「子供と親は一緒にいるのが幸せ」ってのは根拠の無い迷信だと思ってて、保育園のそういう態度に対してマトモに取り合わなかったんですけどね。
むしろ僕は異文化との交流が成長の素だと考えてるので限られた集団の中にずっといる、この場合は家族の中にずっといるより外で生活したほうがいいと感じてます。
長女と次女の例から見る今後の親子関係
同じ集団の中にいると意見や方法って濃縮されてきてだんだんと過激になるじゃないですか。
ネットだとTwitterとかがいい例ですよね。
生活上だと部活とかがいい例で子育てもそうだと感じます。
何が正しいかがズレてそのズレを修正できないまま意見が濃縮されていって「そんなことまでやるの!?」「そんなこと言わなくてもいいのに!?」みたいなことになると感じました。
それが長女に対する僕の対応でした。
彼女の同級生、同年代の子を俯瞰で見れば長女は頑張りすぎているんだとわかりました。
要は親(僕)が濃縮した考えに囚われて子供に求める水準をやたら高くしてしまっていたということですね。とても反省してます。
僕はそういう傾向が強いことが分かりました。
...次女が保育園をやめたことでずっと家にいるわけです。
同じ事を繰り替えさないためにもブレーキ役の奥さんと話をして子供たちには少しのびのびとしてもらってます。
このあとどうなっていくかはまだ分かりませんけど、同年代の子たちを見て自分がいかに子供にいろいろと背負わせていたかを感じることができました。
参観日はいい勉強をさせてもらいました。
彼女たちが見た、感じたことを尊重して、たくさんの話を子供たちから教えてもらおうと思います。