わぁちゃんねるのブログ

YouTubeに『わぁちゃんねる』を開設していますが更新止まってます🤤。ブログでもたまに動画概要を書いてます。基本は日記、アル中話、育児話が中心です。

【アル中】噂のキップ(赤)で覚めない夢から引きずり出されたニュースについて

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やめようよ。酒。その姿見せたくない人もいるでしょうに...

 

山口メンバーがまたトピックを掻っ攫って行きましたね。

今回は飲酒運転でおまけに事故も起こしているということでした。

 

僕は30代なのでTOKIO世代といえばそうです。

小学生ころくらいから♪噂のキッスを君にーイェイイェイ♪なんて口ずさんでましたし、IWGPなんて食い入るように見てましたし、30を超えてからはラジオで長瀬ザ・スタンダードを楽しみにしていたんですよ。

 

で、問題は山口メンバーではなくてもちろんアルコールです。

アルコール依存症から回復中で断酒4年目の僕から見ると山口メンバーって「アルコール依存症では?」と感じるんです。

 

一つに、以前もアルコールで問題を起こしているにもかかわらず断酒に至らなかった。

一つに、アルコールで大きく人生を壊しているにもかかわらず断酒に至らなかった。

一つに、アルコール依存であることを認めなかった。

 

大きくこの3点がそう感じるところでした。

www.huffingtonpost.jp

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いい加減、酒での問題行動は≠だらしないって認識にしましょう

犯罪を犯すことは当然褒められた物ではありません。

特に薬物に溺れて他人の人生を左右してしまう可能性が大きい飲酒運転なんて言語道断です。

その大前提がまずありまして、酒を飲んで問題行動をとるのは「誰だってそうなる」ことなんです。

素面だったら誰もが飲酒運転なんて絶対しないって考えてるのと同じように酒を飲んだら誰だって問題行動を起こします。

 

飲酒運転だけでなく、喧嘩や暴言、大声で騒いだり何か壊したり道端での嘔吐とか誰しも経験があると思います。

正直それらは「酒飲んでるんだから仕方ないね、普段は違うんでしょ」と許容している側がいる限りなくならないと思います。

もっといえば、この感覚がアルコール依存問題を放置してるとも感じます。

 

酒は身近にありすぎて、本当に「百薬の長」と思い込んでる人も多くいます。

そりゃそう思いたくなる気持ちもわかります。薬物キマってるんだから気持ちいいですもの。

 

でも、この酒を「覚醒剤」に読み替えたらどうでしょう?

やってることは同じです。ハードドラッグの使用。

アルコールに関しては乱用に近いかも知れませんが、「仕方ない」とはなりませんよね?

絶対に止めると思うんです。何度も書いてますが、酒も同じなんです。

 

wachannel.hatenablog.com 

山口メンバーの報道でコメンテーターが「だらしない」という論調で話ていたらそれは認識が誤ってます。

なんならだらしないで済んだらそんないい事ないですよ。

 

もしその人のだらしなさで、自分の大切な人に取り返しのつかないことが起こったらどうでしょう?だらしないだけだから許しますか?

 

そうさせないためには、アルコール依存症の本人だけに任せるのではかなり難しいです。

アルコールの量をコントロールできなくなる病気ですから、周りの理解とサポートが絶対に必要です。

その上で本人が自分の弱さや未熟さを自覚して薬物と決別する意思を持たないとどこへもスタートできない病なんです。

 

こんなWeb漫画を見つけました。僕自身にも身に覚えのあることばかりです。

身近な人の酔っ払いが原因で嫌な思いをした経験のある人は見るといいかも知れません。

僕みたいなどこの馬の骨かも分からないオッサンの体験談より十分に説得力があります。

 

www.izonsho.mhlw.go.jp

 

 

「酔っ払ったことが原因で嫌なことされたことがないよ!」っていう人の方がレアだと思います。

それほど、生活におけるアルコール汚染が深刻なんです。

 

酒を止めるのは大変だけど酒がない世界はとても楽しい

僕は酒もタバコもやめたんですが、これらを「やめる」と決心した時が一番辛かったです。

タバコだって吸ってる時は全然美味しくなくてえづきながら吸ってましたし、酒も最後は体を壊してえづきながら飲んでたので楽しくてとか好きでこれらをやってたわけではなかったんですが、やめると決意した時は「大切な何かを取り上げられる」ような「大好きな彼女からフラれる」ようなとてつもない喪失感に襲われました。

 

今になればそれが薬物が体から切り離される断末魔かなぁなんて思えますが、気持ちのいいものではなかったです。

さらにそのあと強烈な離脱症状が来るわけですから、体からアルコールとかニコチンを抜いてる期間は身も心もボロボロなんです。

 

ここを超えるのが至難の技なのでなかなか断つことができないんですが、後戻りしたって地獄のような冴えない日々に戻るだけでしたから、何かを変えなければいけないという思いが強かったのと、僕は強烈に天邪鬼なので奥さんが「そんなに辛いなら酒飲めばいいよ」というその一言が絶対に飲まない!につながりました。

 

酒もタバコも切れている今、結局カフェインに依存したりしてますが、思考はクリアで体はエネルギッシュで二日酔いで潰れていた時間を違うことに充ててるとふと感じるんです。

酒のない世界の方が楽しいことはたくさんあるし、アルコールを介してない会話はちゃんと心に残るんですよね。

じゃぁこれから僕の酒にまみれた20年をしっかり取り返して行かないと。

 

酒をやめたことでようやく覚めない夢の中から戻ってこれました。

 

山口メンバーも今回不幸中の幸いで他人の命に関わることはなかったわけですから、神様からチャンスを一つもらったと考えて、アルコール依存と向き合って素晴らしい日常を取り戻してほしいですね。

 

ちなみに酒を飲みつつ山口メンバーのニュースを語ってる人も要注意です。

 

今日から一週間酒を飲まないでくださいって言われた時に即答で承知できますか?

できないなら依存症を疑って酒から距離を置いた方がいいですよ。

そして「今日からじゃ急だから明日から」とか時期をはぐらかそうとしたら真剣に依存症と向き合ってください。

 

僕は向き合うまでに5年くらいかかってその間色々と失いましたから、早い方がいいです。マジで。