【アル中】金の使い方とアルコールのコントロール
僕は2年くらい前から現金を持たなくなりました。
小銭も含めて僕は現金を持ってません。
とはいえ地方で位しているとバスや電車が現金しか対応していないってことがよくあるので緊急用の1000円だけスマホのケースに忍ばせてます。
コロナが流行る前はクレジットで決済できる場所が意外となくて困ってたんですけど、今はそんなこともなくなってきたしバーコード決済も使えることが多いので困ることは減ってきましたよね。
スマホ一つだけもってれば事たりるってのは超便利です。
とはいえスマホ持って買い物する先は多くの場合コンビニになります。
よく言われることなんですが「コンビニで買い物してると高くつかない?」「現金持ってないといざって時に困らない?」ってやつ。
僕は今のところ困んないんです。むしろ現金持ってると困ることのほうが多いです。
僕は何かに依存する性質を持ってますから、現金でなんでもできてしまうと良くない依存を起こすかもしれません。
例えばパチンコとか競馬とか。
そういう意味ではカードを持ってれば、使いたい時に使えないことがあるので依存の衝動をやり過ごせます。
ただ、逆にカードによって酒にまみれてたことも思い出したんです。
もう少し歳をとったり断酒が進んだりして依存対象が別にうつった時にコンビニも卒業しようと思います。
金とアル中
アル中に限らず依存症と金との関係は深いです。
アル中の場合は行き着いた先が破産で底つきをする場合もあるって話ですしね。
僕はケチなんでコスパを追い求めて飲んでましたから酒にかける金額はあまり変わらず、どんどんグレードの安い酒になりました。
最終的にはブラックニッカとかトリスとかのギリギリウィスキーを保っている種類の4Lボトルを買ってましたし、「次はトップバリューだな」なんて思ってました。。
流石に4Lのそれを買い始めるといよいよ感がありますが、自分的には節約してたつもりです。
大量入荷でコストダウンを図るとかもうそれ居酒屋だろと思いますが、アル中の経済状況ってのはいかに酒を入手するかに重きを置かれてますから、サラリーマンをやってると限られた月の予算の中でするやりくりは大変なんですよ。
僕の場合どうやって酒を買っていたかというと、基本的には家計に負担させてました。
奥さんと買い物に行き食材の買い込みとともに酒も買ってくるんです。
まあ普通ですよね。
最初はその日飲む分とかを負担させて残りは小遣いでって感じでしたが、結局その日飲む分は買い物先から帰ってくる前に飲んでしまうので、キリがないです。なので大瓶を買うようになるんですね。
でも、当然結果は同じですよね。
大瓶でも一日飲む分はすぐ無くなって翌日分、その次の日分と手をつけていきます。
結局大瓶にすればするほど依存は深まると思います。だって、横に酒があるんだもん。
そうこうしてるうちに家計への負担が大きくなって奥さんがストップをかけてくるようになりました。
でも飲みたいので買いにいきます。
現金をもち、それがなくなればカードを使いおかわりを買いに行ってました。
外に飲みに行ってるわけじゃないんで破産するほどではなかったんですが、それでも毎月の酒代は6万くらいはかかってたんですよ。
困窮と体調不良→断酒。これって半分底付き体験だろ。
破産するほどではないにしろ当時は長女と生まれたばかりの次女がいて僕も奥さんも育休中でしたから困窮してました。
安い酒を体が受け付けなくなってきたってのもあって、その時に僕が取った行動はカードの解約です。
酒をやめるのはこの半年後の話なんですが、カードさえなければ現金が底をつかないように酒を飲むだろうと考えてたのは今でも覚えてます。
自分なりに酒をコントロールしようとはしてたんですね。
しかも、冒頭で書いたように基本的にはケチですから現金は使わない自信はありました。
結局無理でしたけどね。
金銭面で家族に迷惑をかけてるって自覚はほとんどなかったんですが、今振り返るとこういう面でもアル中のいる家が地獄だと言われる意味が分かりますね。
今はソーバーキュリアスなので酒を買うってことを意識することはないんですが、ふと思い返すと懐かしくもあり恥ずかしくもあり思春期の頃の自分を振り返ってるような気分になったので吐き出さずにはいられませんでした。テヘへ。