わぁちゃんねるのブログ

YouTubeに『わぁちゃんねる』を開設していますが更新止まってます🤤。ブログでもたまに動画概要を書いてます。基本は日記、アル中話、育児話が中心です。

【アル中】断酒おじさんからのナイスな提案を見てみませんか?

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断酒してから4年が経ちました。

 

次女が1歳になるときにやめたので、彼女の年齢と僕の断酒歴がリンクします。

子供の成長と自分の成長を共に感じることができますね。

あと、もう一つ重要な事実があります。

それは次女と長男は酔っ払っている僕を知らないということです。

長女はもしかしたらギリギリ覚えているかもしれませんが、あのだらしない薬物をキメ切った姿を子供に見られないということは父親としての背中を少し大きく見せていられるかななんて思います。

 

子供の頃酔っ払ってる大人を見てどう思ってました?

僕は嫌でした。

うるさいしくどいし有り体に言えばウゼェわけです。酔っ払いって。 

そのくせどことなく感じるふざけてるのとはちょっと違う「酔っ払ってるから許してね」という気持ちの悪い甘え。

 

そういう思いを子供にさせてないってのは断酒した多きなメリットの一つです。

アルコール依存を認知した頃には子供がいる

最近になって積極的に断酒会に参加してます。

断酒会といってもTwitter断酒部ですが、それを覗くようになってから子供とアルコールをテーマにしたエントリーって無かったなと思い今回それについて考えてみました。

というのも断酒部の皆さんって結構子供いらっしゃるんですね。

 

考えてみればそりゃそうなんです。

アルコール依存症って認知するのは多分30半ば以降だと思うんです。

それまでは飲んでても体に何か起きるってのは年齢的にもアルコールを飲んだ量的にも少ないと思います。

僕の例だと、痛風⇨数年経過⇨断酒⇨慢性膵炎疑いって感じでしたが膵管の異常が見られるまでには酒を飲んでから20年以上かかってます。

20歳から飲んだとして40歳です。

そうなると当然認知した頃には子供が生まれてるって年齢になっててもおかしくないわけです。

 

家庭があって、そこにアルコール依存症の人がいる。

これは「地獄」と呼ばれてます。

www.dansyu-renmei.or.jp

 

自らが地獄の化身として君臨していながら子供と接しているだなんて恐怖だと思いませんか?

酒を飲むと起こること

酒を飲むと素面だと絶対にしないことを容易にしてしまいます。

しかも悪い方。

最近も痛ましい事故がありましたが、飲酒運転なんてその最たる例だと思います。

素面だと誰も「自分が運転する」だなんて思ってないわけです。

 

僕自身も断酒してからメンタル面では正常な人に大きく近づいたと感じますが、飲んでいた時はいつもイライラしてましたしひどく塞ぎ込むことも珍しくありませんでした。

酒をやめて大きく改善したってことはアルコールの影響だと理解しています。

 

そういうことからもアルコールは負の感情のアンプだっていう結論になっちゃうわけですよね。

じゃ、負の感情を強めたまま子供と接するということは?

良くない結果が当然として待っています。文字として書くことも嫌な結果です。

この本は依存症の親を持つ場合のケースについて書かれています。

断酒生活に心が折れそうな子を持つ人は一読してみるのをお勧めします。

酒を飲んで子供に接するということはその子の人生に関わることだという認識が持てます。 

子供に対してどう影響するかはさまざまですが、いずれにしても子供の成長を願うのであれば子供の前くらいは酒飲むのをやめるべきです。

ですが、割とガチで「子供の成長を肴に飲んでる」って人もいますよね?

すぐにやめたほうがいいと思います。やめるのを躊躇するならアルコール依存症を認知するタイミングだし良いことばっかりです。

愛情を凌駕する飲酒欲求

僕も昔は「父親とハタチを超えたら酒でも飲みたいな」なんて思ってましたが、当然自分の子供と飲みたいだなんて思いません。

 

でも、飲んでる人はまだこれを言う人がいますよね。

そもそもですよ?

酒の深みにハマったら子供が成人する時点で良くて疾患持ち、悪けりゃ断酒、最悪死んでる可能性だってあります。

子供の成長とか孫の顔とか、その日に酒を飲むよりも心待ちにしてることってあるはずですよね。

でも飲んじゃうその気持ち。よくわかります。

 

でも立ち止まって考えてみるとそれって子供に感じる愛情より飲酒欲求が勝ってるんじゃないですか?

心配です。酒を飲むということは「体を壊すリスク」は承知してると思います。

なのに、健康なままのつもりで子供の成長を見守る気持ちでいますよね?

 

僕は断酒の経緯からして、それは難しいと思います。

そして、酒を失うタイミングで子供も失うことになります。

それはなぜか?上の方にあった「地獄」の話に戻ります。

 

まだ今なら戻れる人いっぱいいると思います。

今、飲酒欲求と向かい合ってみてはいかがでしょう

とはいえ断酒は難しい

僕は現状スリップするようなことはなさそうな日々を送っています。

特にコロナ禍で酒に触れる機会はぐっと減って断酒生活も楽になりました。

 

wachannel.hatenablog.com

 

でも、酒をやめきった!もう飲まない!とは思っていません。

というか、自分が死の淵に立った時にはまた飲むつもりでいます。

最後の晩餐は迷わずハイボールでしょう。

 

多分一生この「飲みたいなぁ」という気持ちに「ソーバーキュリアスだから」という理由で対応していくことになると思っています。

 

断酒は一生ものです。簡単じゃないのは身をもって認識してます。

なので、これから断酒をする人は仮に数ヶ月で断酒を失敗しても「それが当たり前」だと思って気を取り直して断酒を継続してあげてください。

失敗するのが普通です。

アルコールは依存性のある薬物です。

断酒できる方が稀です。

 

薬物依存っていうのはそういうものだと割り切りましょう。

失敗を乗り越えてとりあえず1年の断酒に繋がったらそこから酒のない人生をスタートさせてみてはどうでしょうか?

多分世の中の景色が一変してるはずです。