わぁちゃんねるのブログ

YouTubeに『わぁちゃんねる』を開設していますが更新止まってます🤤。ブログでもたまに動画概要を書いてます。基本は日記、アル中話、育児話が中心です。

【アル中】断酒と親と子供について実家で考えてきました。

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年末年始と実家に帰りダラダラと過ごしてました。

 

酒を飲んでいた頃は正月といえば揉め事でだいぶバイオレンスな光景が毎年繰り広げられてきたんですが、断酒をしてからはそういったことは当然起こってません。

 

酒をやめたことで人間関係がうまくいくようになった分かりやすい例だと思います。

 

あと、あんまり僕は実家に寄り付かなかったんです。

 

それも酒が起因した粗相が積み重なってたからなんですが、酒を飲まないってことがわかってれば粗相も起こさないし、人生の中であと何日親と顔を合わせるかってことを考えて積極的に実家に顔を出すようになりました。

 

親や子供とあと何日過ごせるかってことを考えると酒なんて飲んでる場合じゃないと思いませんか?

親と過ごす時間って意外と少ない

親元を離れた後に残された親子の時間って2ヶ月くらいって言われてます。

例えば自分が18歳の時に母が後2ヶ月で死ぬよって聞いたら結構必死であれこれ考えると思うんです。

j-town.net

残された時間をどう過ごすかってことについてって意味では離れて暮らした瞬間にこれと同じことが起こる訳です。

ちなみに僕の場合は一人暮らしして20年経ってますんで残された時間はもっと少なくてあと1ヶ月もない感じです。

 

2ヶ月ある最初の1ヶ月は酒で暴れててです。

断酒してもちろん親に迷惑をかけた自覚も芽生えて親から見た僕は僕から見た子供達と同じでかけがいのないものなはずです。

そりゃ少しくらい親孝行してもバチは当たらんべと。

 

孫を見せにいくことも大事だと思うんですが、メインは僕自身がちゃんと親と会話をしにいこうってのをここ数年は思っています。

こういう当たり前のことを考えられるようになったのも断酒のおかげです。

 

もちろん酒飲んでても当たり前に親とコミュニケーション取れてる人もいると思いますが、地獄を見たいならアル中のいる家を見ろって言葉が指すように酒を飲んでると行き着く先は不幸な未来しかないと僕は感じています。

 

そういう意味では断酒ってのは親孝行にもなるんだなぁなんて思ってます。

親の立場で考える

子供の立場としたら、残り少ない親との時間を酒で潰したくないって思いがある訳ですけど、親の立場で考えるとそれはもっと強い思いになります。

 

というのも、うちの子は基本的に僕が酔ってる姿を知りませんし、酒を飲んでる姿も知りません。

 

ギリギリ長女がなんとなく覚えてるかもしれませんが、2番目3番目はその姿を見たことはないです。

 

そうすると、酔ってる姿なんて今後一切見せられないって気持ちも湧きますし、子供が独り立ちしていったら残された親子の時間は数ヶ月しかないってなると一緒にいられる今を大事に過ごしたい訳です。

 

で、大事に過ごすってことは当然トラブルのもとである酒は排除しなきゃいけないと。

僕は断酒し始めた時に「酔うと化け物になる父がつらい」の存在を知って子供から見たアルコール依存の父を客観的に知りました。

恐らく僕の両親もアルコール依存症だと思います。毎晩飲んでますし。

でも僕はそのことに鈍感だったんです。

この漫画のように暴れることは少なくて数年に一回くらいたまに飲みすぎたときだけって感じだったんで、飲みすぎるとこうなるって認識はありました。

でも、数年に一回だろうがなんだろうが子供は覚えてるんですよね。

しかも嫌な思い出として割と鮮明に覚えてます。

当の本人はブラックアウトしてるんでしょうからたちが悪いと。

 

上の本でも似たような感じで書かれてますよね。

次の日にはいつもの感じに戻ってますけど子供からしてみると昨晩見た衝撃的な姿は一生忘れないものです。

 

じゃ、自分の子供に同じ思いをさせていいのかって話になりますよね。

 

まだ小さいので判断力も腕力もありませんけど、それがついてきた頃に酔っ払って醜態晒してるってなると取り返しつかないことになりかねないんじゃないの?思いますし、酒飲みは大概「子供が大きくなったら一緒に飲みたい」って思ってると思いますけど、酒飲み自ら子供に対して酒は悪いものだって認識を与えてるわけです。

 

そもそも、子供と会話するのにドラッグが必要な状況ってのも相当やばいと思います。

 

ってなわけで親として考えたときも、子供たちとの関係を良いまま維持するためには酒は不要だと思います。

いい関係が気付けてれば回り回って親孝行してもらえるかもしれませんしね!

大事なのは「誰かのために断酒すること」だと思います

僕は基本的に自分のために断酒したわけじゃないんです。

多分それだとどっかで「もういいや!」って離脱に負けて投げたしてたと思います。

 

最初は子供のためって気持ちで始めた断酒がどんどん範囲を広げていって、奥さんのためにもやめてるし自分の親のためにもやめてるっていう意識に変わってきてます。

 

ただ、こういう気持ちになるのは酒をやめただけじゃたどり着かなかったと思います。

 

一番重要なのは「自分は何かに依存する質」ってのを認識して第二の否認に移行しないことだと実感してます。

「酒さえ飲まなきゃいい」ってのは裏を返せばそれすらできなかったわけで、その原因は別にあるんです。

それを受け入れて、さらにアルコール依存症だってことを受け入れた時に断酒が始まります。

 

こんな話を正月実家で酒飲み相手に展開してましたが、話終わった頃にはみんな寝てました。。。