わぁちゃんねるのブログ

YouTubeに『わぁちゃんねる』を開設していますが更新止まってます🤤。ブログでもたまに動画概要を書いてます。基本は日記、アル中話、育児話が中心です。

【アル中】断酒しなきゃ多分一家離散&死んでたなって思った話

にほんブログ村 酒ブログ 禁酒・断酒へ
にほんブログ村

酒をやめて4年半が過ぎました。

自分の中ではもうだいぶ長いこと飲んでないなぁなんて感じてますがまだ5年も経ってないんですね。

wachannel.hatenablog.com

僕は現状ソーバーキュリアスなんですが基本的にはまた飲むつもりでいます。

例えば、死が決定されるような病になった時には最後の日はハイボールを飲むって決めてます。

そこまでは飲まないでおこうと思ってるんですけど、そうは言っても人間なので区切りというか目標というかそういうのを設定しないと確実に飲酒欲求に潰されると思ってます。

ソーバーキュリアスって生き方を見つけたものその飲酒欲求に抗うためなんです。

 

なので自ら進んで飲むことはしませんけど、酒が飲みたい気持ちが湧かないわけじゃないし、人生の絶頂の時期には常に酒を飲んでいたのでなかなか思い入れが強いです。

それを断ち切っていく作業として区切りをつけています。

僕の次の大きな区切りとしては、酒を飲んでた時間よりも素面の時間を長くするところに置いています。

断酒の次の目標

これまで17年くらい酒を飲んでいてそのうち10年は酩酊するまで飲んでました。

酒をやめて4年なのであと13年ですね。そこまでは飲まないでおこうと思ってます。

 

じゃ13年後にまた酒飲むかっていうとそれはもちろん違って、あくまで最後の晩餐がハイボールってだけです。

でも、結局それだと「死ぬまで飲めないならもう飲んでしまえ」って気持ちが湧くじゃないですか。

 

酒を飲んでしまえば行き着く先は破滅です。ってことは結局飲んだら待ってるのは社会的な死か物理的な死かって話になるので結局は飲めない、諦めるしかないです。

wachannel.hatenablog.com

 

酒をやめたことは僕の人生においても1番か2番の良判断ですからできればこのまま両親や家族との関係を壊さないまま年老いていきたい。

それが今のところ飲まない人生の方を長くしたいっていう目標になってます。

酒と破滅と

地獄を見たければアル中のいる家庭をみよでお馴染みの通りアルコール依存のいく末は破滅です。

www.dansyu-renmei.or.jp

僕ももれなくそうでした。

上に書いた「断酒が人生で1番か2番に良判断だ」ってのは主にこの破滅に片足突っ込んでたってことを気付くことができたからです。

 

僕が酒を飲んでた頃は奥さんとの関係は劣悪でした。

ここでは書ききれない迷惑をかけてきましたし、僕が酒やめるって言い始めた時に一番冷ややかだったのが奥さんです。

むしろ断酒を失敗することを望んでたかもしれません。失敗すれば離婚できますからね。

 

なので、僕の断酒が本気だって分かった時は複雑な心境だったみたいです。

 

この頃は次女が生まれたばかりで、僕は育休をとって家事に育児に忙しくしてたんですが同時に酒も深くなっててウィスキー4リットルを一週間で飲み干してた頃です。

子供が寝るまではほろ酔いでそこから遅れを取り戻すかのようにガブガブ飲んで深夜に歌い出すわ演奏しだすわ泣き出すわで付き合ってられないわけです。

 

それでいて子育てには参加したがるわけです。

子育てプラザ的なところに男性が参加するのはいいとして酒臭いし帰りに酒飲んでるしそれを他の人に見られたらどうすんのって思いはずっとあったみたいです。

 

こういう話ができるのも酒をやめたからで、腹割って話せる関係になったのもそれからです。同時に奥さんに頭が上がらなくなったのもそれからです。

家族の誕生日とか結婚記念日になるとあのまま飲んでたら離婚だったよねって話が出ます。

僕「あとどれくらい飲んでたら離婚だった?」

妻「一週間かな」

 

断酒して1年くらいの時は「3ヶ月」とかだったはずなのにどんどん期間が短くなってやがる

来年の結婚記念日に同じ話が出たら「一日」とかになってるんじゃあるまいな。

断酒してよかったこと

健康面、精神面とかの自分に対するメリットはもちろんあるんですけど断酒して一番よかったことは奥さんとの関係が良くなったことです。

酒飲んでた時は朝まで飲んで裸で寝て失禁がデフォでしたんで家族のストレスはマッハだったのは容易に想像できます。

断酒は自分だけでなくて奥さんに対してもいい影響で、それまでは少しでも刺激すれば暴れ出すかもしれない、突然暴れ出すかわもしれない、朝起きれば裸で失禁マンが寝てる。そんな男性と同じ空間にいて気が気じゃなかったわけです。

奥さんがのちに言ってましたが、僕に不満をぶつければキレて部屋にこもって酒飲んでるんで不満を言うことすらできなくて絶望してたそうです。

 

でも、断酒が本気だってのが見えてきて、酒が入ってなければ少なくともワケのわからないキレ方は減りますしシラフが長引けば長引くほど負の感情は減っていきます。

二日酔いもないので、奥さんとちゃんとした時間を過ごせるようになりました。

 

ちゃんとした時間を過ごす中で粗暴さが僕からなくなって落ち着いていくのを見て何とか離婚は避けられた訳です。

 

離婚してたら酒に溺れて今こうやって生きてられたかどうかって感じですよね。

 

こうして僕は奥さんに支えられてなんとか人生をやり直してるところですけど、おかげさまで僕らの周りにいる夫婦達と比べるとうちの夫婦仲はかなりいいです。

 

多くの人が酒は仲を深めるツールだと思って飲んでると思いますけど、その酒は破滅への入り口かもしれません。

むしろ大切な人であればあるほどシラフで向き合うことがお互いの距離を縮める近道だと思います。

今週のお題「自分に贈りたいもの」は酒のない人生と人間関係を将来に残すことだなって改めて感じてます。