【男性育児】子供と一緒に過ごす時間を増やしたら人生好転したんです。
二人目が生まれたとき僕は育休を取りました。
取った期間は4か月と「育児に携わる期間」としたら短いんですが、男性の育休期間だったら日本代表も視野に入るレベルで長くとれたんじゃないでしょうかね?
育休中は基本的に毎日幸せな時間を過ごすことができました。
この記事でも書いたんですが、生涯の内子供と一緒にいられる時間は長くて10年くらいしかないわけで、そのうちの大半の時間は子供の時期です。
だったら子供が生まれた最初の数年くらい仕事なんてほっとけと思ったんです。
それで考えだした育児休業ですが、今でも僕としては男性も育休はとっておくに越したことはないと感じています。
直接的な育児への参加ってこともありますが、子供が育ってから取れるわけじゃないし、そもそも取る権利があるわけですから何事も経験しといた方がいいと実感してます。
3人目が生まれてどうしたか
育休は取ってません。
あれだけ上の記事で「こどもと接する時間が~」とか講釈垂れといて取ってません。
だってお金がないんだ...😭
育休中の無収入は結構こたえまして、3人目が生まれたときは上の二人の面倒を見ることも重要な子育てだ!と自分に言い聞かせ今に至ります。
そうこうしてたら3人目が生まれた途端、転勤の話なんかもあったんです。
頭キタんで休業してやろうかと思ったんですよ?
生まれたばかりの赤ちゃん抱えた奥さん&小学校上がりたての大姉&やかましい盛りの小姉を連れて新天地なんてとても仕事どころじゃなくなりますし、置いていくわけにもいかないじゃないですか。
その頃ちょうどコロナが騒がれ始めた頃ですし。
でも休業時の無収入を凌ぐほどお金もないし...
八方塞がりで転勤を断ったら断ったで冷遇されたりと、社会と子育て世代のギャップを感じながらも生活しています。
育休中の経験が人生の糧になりました
育休に話は戻りまして、そういえば育休のスタートは長女の誕生日にあわせてスタートしたんです。
3歳になって活発になってきたところだったし、僕も仕事なんてやってられないという気持ちが強くて休みたかったしちょうどいいやと思ってました。
今思えばアルコール依存の終末段階で体も心も限界だったのでそういう気持ちになってたと思います。
その頃長女の誕生日プレゼントを夫婦で夜な夜な作ってたんです。
これを作りながら毎晩奥さんに自分がいかに絶望の淵に立たされているかをコンコンと説明し、もう無理だという話を酒を飲みながらしていました。
奥さんも話がわかる人でじゃぁ休めるんだし休めと。
生まれたばかりの次女がいるんだから一旦リセットしろと。
その言葉とスヤスヤ眠る当時の二人の娘に力をもらい色々壁はありましたけど育休に入ったんです。
育休中はお金を絞りながらも色々と長女とお出かけしてました。
いろいろ行って、いろいろ体験してきました。
懐かしいなぁ。
この体験は長女には全く生かされずに、長女は植物が好きになったようです。
この頃の長女が3歳で、今次女が3歳ですから同じような格好をさせて同じ場所を廻り親父の思い出巡りに付き合ってもらおうと思っています。
育休中は今振り返ってもとても幸せな時間だったと感じますね。
こうして写真を見るとより鮮明に当時のことを思い出します。
この頃は休日になると朝から酒を飲んでましたけど、育休を取ったことで「今は子供のための時間なんだ」って意識するようになったんですね。
そこから徐々に「20年後に子供にどう思われたいか」を考えはじめて、育休が明けてすぐに突然始めた断酒にもつながっていくわけですが、子供のことや自分の将来のことを考える時間が、仕事から切り離された世界であったことは本当に良かったと感じています。
結局この期間に子供とちゃんと接したことで仕事への意欲も増して色々いい方向に回るようになりましたし。
いいことづくめじゃない。
子供は大人のオモチャじゃないんだ
ふと数年前の子供たちの様子を見たくなって写真を振り返ってました。
うちには「ジョジョの奇妙なベビー服」がありまして、長女が生まれたときから使ってますが、最近の写真に長男がそれを着てるのがあったんです。
はぁ...みんな可愛いなぁ
ちなみにこのシリーズは全部持ってて全種類全員に着せてます。
赤ちゃんにコスプレさせるのやめられないなぁ...
こうして愛でていられるのもあと数年と考えると、あっという間に成長していくんだなぁとちょっぴり楽しみでもあり、寂しくもあり。
そして「そうだ、実家に帰って孫の顔見せに行こう」と思うのでした。