【旅行記】しまじろうに見る時代の移り変わり
僕は小学生の頃進研ゼミをやってたんですが、その頃は進研ゼミの会社がしまじろうの会社だってことは知らずに幼い妹と共に「しましまとらのしまじろう」をテレビで見ていたような記憶があります。
幼児向けの内容なしまじろうですが、当時は黒猫の三兄弟と遊びながら善悪を身に着ける的なアニメだったと思うんですが当時小4くらいだった僕はそれを特に違和感なく見ていた記憶があります。
そうなんです。
この黒猫兄弟とのドタバタ劇が「しまじろう」の世界観だったと思ってたんですが、自分に子供が生まれ再び目にした「しまじろう」からはメイン脇役の黒猫兄弟が消え、少し幼さを増したしまじろうが幼いながらに友人関係や自身との葛藤、悩みを解決していくハートフルアニメになっていたのです!!(衝撃
僕が子供向けアニメを見なくなったのは中学生頃ですからそこから15年の時の流れの中で世の中は変わったんだなと結構衝撃を受けました。
しまじろうに関しては「しましまとらのしまじろう」→「はっけんたいけんだいすきしまじろう」→「しまじろうのヘソカ」→「しまじろうのわお!」と変遷してきてることをのちに知ってなんとなく受け入れましたけど、同じアニメを時間を超えて見てるのにもかかわらず黒猫3兄弟とラムりんの話は子供たちには通じない悲しさはありますよね。
そこにきてアンパンマンの強さが光ります
キャラクターの変化が特にないクレヨンしんちゃんでさえ変わってますよね。
僕が子供の頃に見てたのは、幼児なのに大人の要素を取り入れたしんのすけがいたずらを重ねて親に暴力で押さえつけられるあのアニメだったわけです。
最近のクレヨンしんちゃんったらゲンコツの描写はほぼなく、しんちゃんも割と聞き分けの良い子になって何なら映画版ではほぼふざけることがないじゃないですか。
嵐を呼ぶ園児が嵐を呼ばない。
世の中の選択の悲しさです。
しんちゃんに関してはしまじろうと比較にならないほど、全く内容が変わってて流石にみれなかったです。
そこにきてやっぱり不動の帝王アンパンマンはすごいですよ。
何がすごいって今も現役で武力解決一本。
バイキンマンがぶっ飛ばされながらのバイバイキ〜ン(キラッ)は僕も子供の頃から慣れ親しんだアレです。
やっぱりブレないってのは素晴らしきことかなと感じますね。
そんなブレないアンパンマンは当然うちの子供たちにも人気です。
で、東北にはアンパンに触れ合える素敵ポインツがあるんです。
そう仙台アンパンマンミュージアム。
2年に一回くらい行ってるんです。
アンパンマンミュージアムは子供にとってみれば夢の国ですよ。
そこらじゅうからアンパンマンは出てくるわ食パンマンは出てくるわバイキンマンが出てくるわそれはもうパラダイスなんですよ。
前回行ったのは真ん中の子が1歳半くらいの時で、長男も1歳を迎えたのでそろそろ行きたいなぁなんて話を奥さんとしてたんです。
アンパンマンもしまじろうもダブル取り
実はコロナがどうにかなったら東京に旅行にいく計画があったんです。
その計画自体は9月くらいに持ち上がってまして、いきなり東京に一家でいく前に仙台かどっかでテスト旅行をしようと考えてたんです。
東京となれば移動は新幹線ですし、都内は電車移動になるでしょうから荷物を持って子供を連れていくことがどんなもんかっていうことを試しておきたいねって話ですね。
そしたらちょうど宮城でしまじろうコンサートが開催されるってことが分かって、アンパンマンミュージアムものこともあったし、コレだ!ってことでテストを兼ねて仙台に行ったんです。
しまじろうコンサートはコレで夏冬英語合わせて6回目くらいです。
前回見に行ったのは2年前の英語コンサートで、冬コンサートは七色のクリスマスツリーを見に行ったのが前回なんですがコレが5年前なんですね。
結構経ってるもんだなぁなんてしみじみ感じます。
最近は岩手で開催する機会がめっきり減って悲しい限りです。
宮城では毎回開催はあるんですが、仙台に出るとなるとやっぱり2年に一回くらいになっちゃうんですよ。
たまにはまた岩手でもコンサートやって欲しいです。頼んだよ!
今回は冬の王女様というタイトルでしたが、冬コンサートは基本的にクリスマスが題材です。
大筋の内容は前に見た七色のクリスマスツリーと同じだったんですが、歌を歌ってるパートが微妙に変わってたりしてちょっとした変化を楽しむことができました。
例えばとりっぴぃが音痴って言う設定なんですが歌を歌うパートがあるんです。
七色のクリスマスでは気持ちよさそうに歌ってたとりっぴぃのパートを今回はにゃっきぃが歌ってました。。。
とりっぴぃは当たり障りのないところを歌っていたように感じました。
僕はとりっぴぃの歌い方は味があって好きなだけどなぁ。
ちなみにしまじろうのコンサートや映画は親子で見るには結構良い内容だと思ってます。
バイキンマンを暴力でねじ伏せることもないし、映画だけ急に常識的な子になったりしません。
わお!のままのしまじろうがいつもの感じで問題を乗り越えていくのは子供たちに勇気を与えるなぁなんて思います。
子供と一緒に見てるわけなんですが、大人も色々と考えることがあってしまじろうにまつわるコンテンツは超オススメです。
物販で超デカイしまじろうの人形をゲットした次女もご満悦でしたよ。
それに歌を歌ってる舞台俳優さんたちはプロなわけで、子供向けコンテンツとはいえ迫力があります。
はなちゃんの中に入ってる人とか、はなちゃんっぽさを出すために一人だけ違う振り付けとか細かい動きが多かったりとか背の感じから女性でしょうから稽古は大変だろうなぁなんて邪推しながら僕は毎回楽しんでます。
しつこいですが、なんとか岩手で開催してくれないですかね。コンサート。
コンサート翌日はアンパンマンミュージアム
コンサートを終えて一泊したのちアンパンマンミュージアムに乗り込みました。
アンパンマンでも舞台を見ます。
2年前にきた時と同じ女性がステージに立ってました。笑顔が素敵。
コロナの影響でアンパンマンたちは館内をパトロールしてないみたいうえに、人もそんなにいなかったので幼児を連れてた僕としては過ごしやすかったです。
赤ちゃんマンの部屋は赤ちゃん連れでも楽しめます。
ちなみに小学生になった長女はもうアンパンマンミュージアムは年齢的に合わないかなぁなんて思ってましたが一番張り切ってました。
この張り切り具合なら小4くらいまで全然OKだなコレ。
長男も何やらキャッキャと楽しそうで良かったです。
でもですね?
長男がコレから走り回るようになったら子供3人の全力ダッシュをこの建物内で追いかける体力は僕にはないです。
そういう意味で僕的にはアンパンマンミュージアムを引退したいわけですよ。
でも「表の喫茶店でコーヒー飲んでるから遊んできて良いよ!」なんていった日にゃ奥さんからアンパンチをお見舞いされかねませんからね。簡単に引退はできませんよね。
よし!うちはディズニーにいく金はないから、長男が小学校に上がるくらいまではアンパンマンミュージアムで騙し騙しやっていこう!
そうこっそり誓ったのです。
ちなみに長女は今学校で鬼滅の刃が流行ってるので、そっちにも興味があると思うんですがアニメを少し見せたら怖がってました。
僕からしたらアンパンマンだってやってることは同じどころかメッセージ性はよりストレートだと思うんですけどね。主人公の首が勢いよく飛んでいきますし。
そして、妖怪ウォッチと同様に鬼滅の刃もいずれは終わっていく流行だと思います。
ってことはやっぱりアンパンマンの牙城は崩れないと思っています。
そう思うと長男と一緒にドラゴンボールを語れる日が来るまで野沢雅子さんには元気でいて欲しいと切に願わずにはいられませんよね。