【アル中】宝塚記念のことはちょっと置いといて、清原さんのニュースが色々と刺さった件
一応「ギャンブル」というカテゴリを扱っているんですが収支を一切書いてませんね。そういえば。
いや、正直なところ健全にギャンブルと付き合っている自覚はありまして、要は剰余資金で楽しんでいるというわけでありまして。
そうなれば自分の小遣いがちょっとというかたいぶ持ってかれる程度なのでまぁ、そんなもん書いたってしょうがないと思ってますしそもそもですよ？
僕のブログは「こうすれば勝てる！」「これを買えば当たる！」ってモノではありません。
おじさんが買いたい馬券を買いたいように買う。
ただそれだけです。素敵。
ボートの女子戦の冠レースと競馬のG1だけは予想は載せてますがご覧いただければわかるように基本ハズレですよ？
馬券、舟券なんて宝くじなんですからそうやって割り切りましょう。
それで金を稼ぐ？生活する？
ないない。
エキサイティングな気持ちを2000円で買うんです。
清原さんのニュースが流れてました。
ラッキーライラックが沈んだじゃないですか。
それによりファミマのクレジットカードを滞納することになったんです。
上に書いてる「健全にギャンブルと付き合っている自覚はありまして」とは一体なんなのかと小一時間問いつめたくなりますが、今はどうやって奥さんに言い訳をしようか考えてる最中です。
コレがギャンブル依存ですよ。
ハズレたら支払いが止まるってのは分かってるんです。
でも、エキサイティングな気持ちになりたくて馬券、舟券を買っちゃうんです。
滞納で生じる社会的なペナルティよりもデムーロに罵声を浴びせることを優先してしまいます。
さて、依存症といえば清原さんの執行猶予明けのニュースが流れてましたよね。
僕は野球なんて全然詳しくないんですが、それでも「清原」といえば西武、巨人で活躍してテレビにもよく出演してましたから逮捕された時の衝撃は大きかったです。
で、そのニュースで清原さんが話してた内容は
「四年経っても薬物の葛藤と闘ってる」というものでした。
分かる。分かるよ〜〜辛いよね。
依存症と付き合うのはね！
僕もアル中で断酒が3年になりましてね。今でも酒飲みたい気持ちがわき起こるからその辛さ分かります！
なんて上から目線で依存症の先輩として感じていたんですが、ちょっと待てよ？
四年？
四年も経ってたっけ？
ってか僕が酒をやめて丸三年を迎えました。
あれ？？？
ってことは清原が逮捕された時ってアル中真っ只中ってことで、酒飲みながらそのニュース見てたってことになるな。
ん？ダメだ。
酒やめた後にその報道を見た記憶しかない。
薬物は記憶すら塗り替えていきます
どう思い出しても、清原逮捕の報道は素面で見ていた記憶しかありませんし奥さんに「薬物と酒は一緒、むしろ簡単に手に入る分社会に与える悪影響は酒の方が強いんだ！」と語ってた記憶がしっかりあります。
この記憶は一体...
先輩ヅラして見てた執行猶予明けの報道ですが、清原さんの方が依存症治療の先輩。
先輩どころか僕が断酒する一年以上前から取り組んでいらっしゃったんですね。
申し訳ない。
最近の記憶だと思ってたものも酒に記憶を塗り替えられてるのかもしれないと思ったり、薬物報道がきっかけでアルコール依存の日々を振り返り酒に対する恐怖を再認識しますが、それと同時に酒を飲んでいた時代、特に20代の楽しかった記憶は全て酒に塗り替えられてできてるものだと思うと悲しくもあります。
清原さんも言ってましたが「勝手に自分で依存して勝手に苦しんでなんやねん」って周囲の人は感じると思うんですけど、本人にとってはようやく自分を縛ってる鎖を認識して、やっとのことでそれを外していくスタートなんです。
僕の場合はそれまで迷惑をかけた人には謝る機会があればみんなに謝っていくとして、これからの人生はクリアな頭で真に楽しい記憶を作っていかなきゃと思いますよね。
10年後に今日のことを振り返ってまた何かに塗り替えられた偽りの記憶ってのは嫌じゃないですか。
だから再構築は今しないといけない。幸い子供達もまだなついてくれてますし。
そうはいっても過去二年と違って断酒三年はそれを迎えたことすら気づかなかった程度には酒と縁が切れた生活をしてるんだなぁとも感じています。
最後になりますが、片岡篤史チャンネルに出演していた清原さんが語っていたことは僕も概ね同じようなことを感じています。
依存症との向き合いかたのいい見本だと感じました。
少しでもこの回復経験が同じ病で苦しんでいる人に伝わることを願っています。
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