【通信大学】1年次を振り返って
前にもエントリーで触れたんですが、通信大学の情報ってあんまりないんです。
特に帝京大は全然ありません。
唯一の理系通信大で情報科学科なのに情報が全くないんです。
たしかに正直な事を言えば、在学中は勉強と仕事と生活を送るだけでかなり大変なので情報発信なんてしてる時間は無かったというのが僕の感想です。
今は卒業して次に向けての充電期間(充電が終わるとは言ってない)で、ちょっと時間があるのでちゃんと卒業してる人がいるんだよ!というアピールをしていこうと思ってます。
通信大に興味があっても尻込みしてる人に参考になればなぁと思ってます。
工業高校卒の高卒15年目の僕でも卒業までこぎつけたんですから大半の人は卒業できます!
学校発表の低い卒業率に惑わされるな!11
使えるものは全部使って単位をとる
さて、1年目の振り返りです。
右も左もわからないまま入学した僕ですが、初年度は16科目32単位を取りました。
取ったんですが、実際に科目習得試験までこぎつけた科目は実はそんなに多くありません。
最初の習得試験とかは勉強のスタートが遅れて参加できませんでしたし。
日程の都合で現代日本史は2年次での試験になりましたが、 ブログでレポートの記事を書いたのが1年次のテキスト科目の試験を受けようと思ったものです。
なので、思ったもの-現代日本史を計算すると試験を受けたテキスト科目は1年間で8つ程度しかありません。
その他はメディアとスクーリング、あととても重要な資格での認定です。
資格での認定は結構影響が大きくて、一年目は3科目認定しました。
データ伝送概論、デジタル通信、通信方式です。
これらは3、4年の専門科目なので難易度が高く、ガチで勉強してたら多分単位は取れてないです。
単位どころかレポートの合格までいけなかったと思います。
そういう意味では資格には救われたなぁと思います。
資格認定の場合の評価は「S」が付くんですが、専門科目の授業はレベルが高いので、前述の通りガチでやってたら全然授業についていけない僕が本当にS評価もらっていいの?と思ってました。
だから順序が逆になる感じもありますが、入学後に資格をとってそれを次年度以降にでも認定してもらえばいいんです。
僕が入学したときは、結構いろんな資格で免除が受けれたと思います。
僕は工事担任者、無線技術士、電通主任で免除しましたが、ITパスや基本情報、ネスペとかでも認定ができたはずです。
取得自体が難しい資格はさておき、ITパスなどの入門的な資格でも単位が取れますので活用しない手はないですよ!
資格認定で6単位取れたおかげで、何もわからない状態からレポートの学校とのやりとりの感覚を掴むまでの間の心の支えになりました。
これで最初の遅れを取り戻したわけじゃないですが、余裕をもって勉強を進めることができましたよ。
また、単位という面では絶対に取っておくべき授業はスクーリングです。
スクーリングで単位が認定されなかったことはありませんし、いわゆる出席点的なものもあるんじゃないですかね?
僕は遠方参加組ですから単位を落としたらシャレにならん!ということで真剣に準備していきましたが、授業内容自体は正直そんなに難しくはないです。
ちゃんと準備をしてってもいいんですが、大学1年生の内容なので高校の振り返り的な授業な感じです。
特に通信制は大学を出て社会人を経て再入学する人も結構いるはずなので、復習を兼ねてやっているという意味合いもあるんじゃないですかね?
とはいえ、僕は工業高出身で15年ぐらいまともに勉強してなかったので、ついて行くだけでも全然大変でしたけど...
通信大学といっても理系の大学なので数学の基本的は押さえて授業に臨む必要はありますよ。
特に三角関数、ベクトル、行列の三つは基本だけでも押さえておかないと大変だと思います。
ただ単位はスクーリング最終日のテストに合格するだけですから3日間耐えればいいんです。
テスト内容も授業をちゃんと聞いていれば不合格はない内容なので積極的に参加をするのがいいと思います。
最期に必修のプログラミングや情報科学演習なんですが、開発環境を整える必要がありまして僕は Mac を使ってるので苦労しました。
先生方から配られる資料はもちろんWindowsを基準に考えられていたのでMacだとアプリ使い方が若干違ったり、ソフトの動き方が若干違ったりして慣れない環境に四苦八苦しました。
そもそも対応してないという授業は無かったので助かりましたが、思ってるのと違う動きをするとかいうのは結構あって、それを解決するのはどうすればいいのかを自分で調べなきゃいけなかったのが大変ですよ。
環境がそろってしまったら、授業は課題をこなしていけば試験までは進めるので、必修科目は後に回さずどんどんやってしまったほうがいいです。
あの手この手を尽くした一年目
一年目はゼロからのスタートでレポートの作り方が分からなかったり、初期の試験を逃したりしましたが32単位を取ることができました。
特に初年度のスクーリングの存在は大きくて、全国にいる同級生と顔を合わせる数少ない機会です。
悩みで困っていることの相談とか、モチベーションの維持につながりました。
久しぶりの勉強を通じて10代のころにもっとちゃんとやっとけば良かったと後悔しましたのも一年目ですし、逆に30代になって歴史や社会を学ぶことで見えなかったものの見え方、感じ方ができるようになったのも一年目です。
一年目は一般教養科目が多いので、これらをたくさん勉強しましたが間違いなく一般教養は30代でやったほうが楽しい!
大人になってからの大学いいですよ!
科目履修生とかだと必ずしも卒業する必要はないですし、割とコスパのいい趣味です。
オススメですよ!