【ホームステイ明け】お隣の花巻市に子供を3人連れて小旅行に行ってきた
緊急事態宣言も明けてさっそく県外への出張が入っています。
岩手県最初のコロナ感染者になるのではないかとビクビクした毎日を過ごしています。
感染0のプレッシャーって結構なものがあり、ご存知の通り「変なことはしないから感染した正直に言ってくださいね」って県が広報してますからね。
お察し下さい。
さて、うちは年一回の小旅行が定番になってます。
去年は母が還暦を迎えたこともあって孫総出で函館に行きましたが、普段は春か秋に割と近場に行ってます。
家族が増えるに連れお祝い事が増えていき子供にそれが集中するので大人のイベントって減るじゃないですか。
僕は誕生日なんてもう祝ってもらう必要はないんですが奥さんもそうだとは言えませんし、子どもたちへ「お祝い事をするとされた人は喜ぶよ」という教育もしなきゃいけません。
そうなるとやっぱり子供が主体になるので結婚記念日とかそういうのは別の形でやらないか?という話になったのがことの始まりです。
大人のイベントもほしいじゃん
ということで、秋の結婚記念日かそこで暇が取れなかったら春先で小旅行をしてます。
なんで春先かって?
多少ハメを外して散財してもまぁボーナスで吸収できるからね...😭
貧乏だけどこうやってやりくりしてます。
今年はコロナの影響でどうすっかなーなんて言ってましたが岩手は感染ゼロだし緊急事態宣言も解除されたし、給付金も振り込まれたし、ステイホームで奥さんはなかなかストレスたまってるし、その上僕は出張の連発で家にいないしでここはもう行こう!!
奥さんがストレスで壊れる前に行こう!!
県内ならOKって行政も言ってるし!行こう!!!
ということで、お隣の花巻市へ小旅行にいきました。
給付金はここでありがたくぶっ放させていただきます。
岩手県花巻市
花巻市は渋い街でして、子供を連れて観光ってのはナカナカ難しいかもしれません。
逆に大人にとってはとても楽しい街です。
宮沢賢治記念館をはじめ、文化人のゆかりの地を散策しながら子供のころ授業で習った話を思い出してふと周りを見ると、花巻市の風景は子供の頃に見たのどかな田園風景です。
『田舎』といえばそれまでなんですが、子供の頃に見た景色やなんかの映像で見た田舎の景色がそこにはあります。
ただ、うちは子連れですから花より団子と言いますか文化を感じとるってのは向かないわけですよ。
去年、函館にいったときも僕は新撰組の資料とか見たかったんですが、五稜郭タワーでお土産購入ラッシュ突入になりましたしね。
なので、子供と遊べるところも探してたんです。
そしたら花巻市広域公園ってのがありまして、盛岡市にも『盛岡市広域公園』ってのがあるんですがもしかしたら岩手県でそういうの整備してるんでしょうかね?
それがこちら。
ここはですね。エグい。
テンション爆上げでどこまでも走り回る子供たちと一向に追いつかない親父。
照りつける太陽の元、元気を増す子供たちとグッタリしていく僕。
もう夏に片足突っ込んでる時期とはいえ暑くてとんでもない目にあいました。
広大な敷地にアスレチックやら池やら水遊び場やらレストハウスではかき氷も売ってましてね。
子供は一日遊んでも飽きないと思います。
素敵な公園の風景を写真でお送りします。
この池では鯉に餌もあげられます。
餌の販売所はこの写真の背中側にある階段を登った先のレストハウスだと思いますが、そこまでいく気力はありませんでした。
展望台を登り、
田園風景を眺めてきました。
自然がいっぱいのこの公園は子供たちはとても気に入ったようで、遊び終わった後に車に乗せたら疲れ果てたようでアッという間に寝てました。
テントを張っている家族や虫取りをしてる人たち、球技に情熱を注ぐ人たちやスケボーをやってる若者までいて多目的に使える素敵な公園でした。
気温が下がってきたらまた遊びにこようと思います。
花巻といえばあのソフトクリーム
マルカンデパートという歴史あるデパート内に食堂があります。
ここは花巻市民のソウルフードを一挙に背負う大食堂なんですが、一旦閉鎖が決まったんです。
ですが「食堂を残したい!」という有志が立ち上がり継続しています。
なので、微力ではあるんですが花巻市に立ち寄った際にはここで食事をするようにしてます。
で、このソフトクリームが定番なんですが、コレですね箸で食べるんですよ。
何も知らない県外の人はコレがテーブルに運ばれてきた姿を見て困惑するでしょう。
『え?コレ上からかぶりつくの?』なんて考えてる時間はないんです。
どんどん溶けてきますよ〜😀
「箸で食べる」という知識だけは入れていくのがオススメです。
ちなみに、定番はこのソフトですが人気メニューは別にありましてそれがこちらです。
ナポリタンの上にとんかつが乗って『ナポリカツ』という安直なネーミングです。
カロリーはゆうに1500kcalを超えるでしょう。コスパ良し。
ダイエット中の女性はコレ一食でOKだろうと思います。
このカロリーモンスターですが、食べてみると人気の理由がわかります。
ナポリタンがバカうまい。うますぎて永遠に食べてられます。
バイバインが実在したとしたら、このナポリタンに使いたいくらいです。
3回目の分裂くらいで色々と覚悟を決めなければいけなくなると思いますが、とにかく美味しいです。
残念なのがカツ。
僕は正直ナポリタンがコレだけ美味しいならカツいらなくね?と思いました。
カツっていってもとんかつやさんみたいな立派なのとは違って、いわゆる「カツ」です。
まぁだったらナポリタン単体で頼めよって話で...でも、とてもおいしいです。
子供たちは好きなもの頼んでいいよってことで、ソフトと同じ分量のアイスで作ったブルーベリーソフトとこれまた主役はソフトのチョコパフェを頼んで食べてました。
当然食べきれる分量ではなく最後はデロデロに溶けたアイスを牛乳かのように飲み干す子供達でした。
花巻台温泉♨
大人としてはこっちがメインです。
花巻市は温泉どころです。有名なのが立って入る温泉じゃないですか?
花巻市に限らず岩手県内陸部は奥羽山脈に接しているので温泉が多いですよね。
八幡平市、盛岡市、雫石町と温泉街やスキー場に併設されるような形で温泉があります。
ということで腹も満たされ、軽めに運動もしたところで温泉です。
花巻市には温泉ゾーンが何か所かに分かれていて、花巻温泉、鉛温泉、新鉛温泉、台温泉とそれぞれの区画で宿が立ち並んでいます。
僕が泊ったのは台温泉の「松田屋旅館」というところです。
ここには長女が生まれた後の小旅行で一回来たことがあって、貸切風呂があってそこに赤ちゃん用のお風呂セットがあったんです。
今回は長男に対応できるお風呂があるところがいいということで、時代を超えてそこを使うことにしました。
年一とはいえ色々行ってますが赤ちゃんに対応してる宿ってなかなかないどころか、結構子供は受け入れできませんみたいなところも多い中で貴重な宿だと思います。
ちなみに、この宿では猫もお出迎えしてくれます🐈
今回は天気が良かったせいかお出かけしていてい猫がいなかったのが唯一の心残りです🙀
旅館は本館と別館があり、今回泊ったのは別館です。
別館は歴史のある建物で、ピカピカというわけではありませんが雰囲気があって素敵です。
エレベータとかはないので、そこは不便を感じますがそれも含めて雰囲気があります。
森の中にあると言っても過言では立地でして、ツクツクボウシとヒグラシの鳴き声が雰囲気を一層引き立ててます。
受付を済ませて公園でベタベタになった体を流すべく温泉に向かいます。
温泉は熱めなので子供がはしゃいで飛び込む前に温度を確認してあげてください。
長女は温泉が好きなので前のめりに突進していきましたが、足をちょっと浸けたところで飛び上がってました。
温泉の後にご飯を用意してもらってました。
飯は写真撮っておこう!と配膳時には思ったんですが空腹だったということと、アユの焼き魚が出てきたこともあって写真なんて忘れてかぶりつきました。
松田屋旅館はご飯が最高に美味いんですよ。子供用のメニューもありますし。
アユだけでご飯三杯くらい食べた後に、さらにご飯のお供が大量に用意されてて感激しました。
配膳の忙しい時にギャースカ騒ぐうちの子たちにも仲居さんは笑顔で対応してくださいまして、次女は仲居さんのこと「ばーちゃんはご飯にこないの?」と言ってしょんぼりしたりと素敵な時間を過ごすことができました。
そして奥さんが日々のストレスから少しでも解放されたことを願って帰路につきました。
最期に
小さい子供を連れての旅行はしんどいことも多いですけど楽しいです。
子供と普段できない遊びもできますし、スーパー銭湯とは一味違う温泉を味わってほしいですしね。
長男は赤ちゃんなのでよくわかってないと思いますが、今後も年一の小旅行を続けていこうと思います。
うちとぶつかった旅行者の人はうるさくてごめんね🙇
小旅行とはいえ岩手県の面積は四国程度ありますんで、岩手を制覇するのは四国を制覇する程度の難易度がありそうです。
沿岸部にもいろいろあるので来年はそこにしようかなぁ
地方は年々確実に活気を失っています。それこそ肌で感じるレベルに失っています。
ですが、そこに暮らしている人や商いをしている人たちはとても魅力のある人やモノばかりです。
なんとか、子供たちがそういうことを理解できる年になるまでその魅力が消えないでいて欲しいと思います。