【住まい】夫婦で引越さない?とか話してたらちょうど良く「売ってください」っていう不動産屋が現れた話
引っ越しをしたエントリーをあげましたが、そうなんです。
引っ越しすることになったんです。ちなみに持家です。
ことの発端は先日入っていたこんなチラシ。
「この辺りで家を探している人がいるので売ってくれ」
ずいぶんとストレートな内容でしたが、ここまで目的がはっきりしていると気持ちいいじゃないですか。
近所に住んでる同僚に聞いても同様のチラシが入ってるようで、このチラシの内容が本当なのか盛岡市全域にチラシを入れているのかは不明ですが、僕の住んでる辺りは普通の住宅街なので探してる人がいてもおかしくはないなつって話だけでも聞いてみることにしましたんです。
ヤバない?普通こんな怪しいチラシの話聞く??
そうは言ってもですよ?
持家の状態でなかなか二つ返事で「家売ってくれ」→「いっちょ話聞いてみるか」って普通はならないと思うんです。
そうなってしまった経緯があったんです。
実はほんの数日前に住み家するか?という検討を奥さんとしたばかりだったんです。
そんな話をしてる最中にちょうどチラシが放り込まれたってわけです。
北国のバカヤロー
今年は大雪だったじゃないですか。
僕が出張とかでいないときは朝の送りは奥さんの役目で子供達全員を送って行きます。
順路として小学校→保育園→職場と移動するわけですが、出発から会社に到着までが1時間半くらいかかっちゃってたんです。
それでいて出張の僕は朝6時には家を出てるので何もできず、奥さんの負担が大変なことになってるわけです。
ちな出張は基本毎週月〜金です。
それに加えて家事とかもあるわけです。
春になるまでの数か月それらに耐えられればいいんですが、結構というかだいぶストレスなんですよ。
好きで住んどいてこんなこと言いますが北国はこれがあるからそりゃ寿命も縮むってわけですよ。
まぁ確かに小学生は送る必要ある?って思ったりはするんですが、雪が多い中歩いていくにはちょっとしんどい距離に家を構えているので、それはこの家を買った親の子供に対するけじめのつけ方として悪天候時は送っていかなきゃなぁなんて思ってます。
そんなこんなで「家を住み替えるか、賃貸を借りるか」みたいなことを想像しては却下してってのを2か月くらい話してたんです。
いっちょ家売るか!そんなノリです。
ただ、現実にはそういう愚痴を言ってるだけで実行はしないんだろうなぁなんていうレベルだったんです。
ところがどっこいどえらいタイミングでのチラシ投函ですよ。
人生何がきっかけになるかマジでわかりません。
夫婦で愚痴ってた最中に「この辺りで家を探している人がいるので売ってくれ」です。
そりゃとりあえず「話だけでも聞いてみる?」ってなりますよね?
・・・ならないか。
これまで賃貸契約とかで不動産屋にはいいメージないし、自ら茨の道に足をふみ入れる必要もないかとも思います。えぇ
君子危に近寄らずとは言います。
僕は君子からほど遠い存在ですから、今ある住宅ローンをペイ出来て家族&猫とで移り住めるような場所があればまぁいいかなぁなんつってチラシ元の不動産屋に連絡したわけです。
その結果、善は急げとばかりにスグに打ち合わせ日を打診され、あれよあれよという間に僕の前には金額が提示されました。
この辺りはハイエナの名前を冠にする不動産業だけあります。
僕もだいぶせっかちですが、その僕から見てもスピード感は申し分なかったです。
そして提示された金額は僕が希望してた金額とピッタリ...
ちょっと待て。
待て。
チラシの時期といい金額といい絶対盗聴かなんかして聞いてるだろコレ。
もしくはトゥルーマンショーよろしく僕の人生は誰かに見られながら進行してるだろコレ。
国家か?国家プロジェクトか?
それくらいタイミングが合いすぎてる。おかしい。
そして僕は不動産屋にこう言い放ちました。
「この条件なら今すぐ売ってもいいですよ」
住宅を売った経験なんてないのに、二つ返事で回答するポンコツのせいで引っ越しから何やら我が家はこの後大変な騒動になっていくのでした。