わぁちゃんねるのブログ

YouTubeに『わぁちゃんねる』を開設していますが更新止まってます🤤。ブログでもたまに動画概要を書いてます。基本は日記、アル中話、育児話が中心です。

【感想戦】アーモンドアイとインディチャンプがいない馬券を握り締めながら「ギャンブル依存と自分」を見つめてみた【安田記念】

にほんブログ村 競馬ブログへ
にほんブログ村

 

「グランアレグリアなんか買ってねぇ!!」

僕はイオンの家電売り場で安田記念のゴールを見ながらそう叫びそうになる気持ちをグッと堪え家族のもとへ戻っていきました。

 

wachannel.hatenablog.com

 

雨がすごいっていうから重馬場かなって思ってたら稍重

でも、僕の中ではキングカメハメハ産駒のインディチャンプの勝利は揺るぎなかったわけです。

 

「グランアレグリアが3番人気?ないないwみんな競馬しらねぇなぁ」

そう自分に言い聞かせインディ=アーモ→ダノックスというポンコツ馬券を意気揚々と買い、前日の万舟のおかげで倍使っていいと言われた資金の2000円を1-6のワイドに入れました。

 

結果として1、2、3番人気のボックスで買ってればそれだけで良かったんだ...

 

ヤメだ!ヤメ!ヤメ!!

 

ということで怒りに任せて競馬を引退したワケなんですが、去年ギャンブル依存の治療に対して保険適用になるというニュースが話題になってましたよね。

 

wachannel.hatenablog.com

 

僕はアルコール依存と共存してる性質上、依存症のトピックは目を通すようにしてます。

人は何かに依存しながら生きてるわけですが、なかなか他人には理解されない分野があります。

他人どころか自分でも理解、認識できないことも多くて最終的にコントロールできなくなってしまいます。

 

コントロールできる依存って僕としては趣味とか好きなことって考えです。

僕だとアルコールには依存しますが、ギャンブルは趣味です。

まぁたまに熱くなってしまうこともありますが、基本的にはギャンブルではコントロールを失うことはありません。

 

どうしてそうなんだろうと考えてふと気付きました。

 

恥ずかしい話も書きますが依存症で悩んでる人にこのエントリーが届いたときに何かのきかっけになれば幸いです。

 

僕とギャンブル

先日仙台に出張してたんですが、朝食を部屋でとりながらニュースを見てました。

そしたら「緊急事態宣言明けのパチンコ店に行ってしまうギャンブル依存症患者の話題」が放送されてました。

僕としては人ごとじゃないですから、朝食を食べることも忘れて放送に釘付けになりました。

 

この放送では結局ギャンブル依存(パチンコ)の人はパチ屋に近づかないようにしてるということでした。

断酒に対する酒もそうですが、 それしかないですからね。

 

自分の中に眠る依存したい気持ちをくすぐらないのが一番です。

その放送を見ながらふと思い出したんですが、僕も過去はパチスロに依存していた時期があります。

 

高校のころパチスロは喰える」みたいな情報をどこからとなく入手してから幕を開けた僕のギャンブラー人生。

ギリギリ高校は卒業できましたが、パチスロをゲーセンで打ち始めてからはもうパチスロにハマりにハマって学校をサボって打ってました。

 

10代の多感な時期にそんな刺激を受けたので脳をぶっ壊されてしまったんですね。

 

いわゆる4号機時代はパチスロにのめり込みましたし、生活も破綻していたと思います。

北斗の拳があった頃は休日は朝から晩まで、仕事の日は仕事終わりから寝るまでパチスロを打ってました。

打ちに行けば閉店まで打たないと気がすまないし22時過ぎに金を突っ込んだことも頻繁にありますんで振り返ればコントロールできなくなってたと感じます。

 

ただ、そのあとギャンブル性がパチスロからなくなってきたことと、知識を頭に詰められなくなったので熱は覚めていきました。

 

ここが僕としてはターニングポイントだったと思います。

端的に言えば「勝てなくなった」ワケです。

仮に勝てたとしても働く方が圧倒的にコスパが良くなった時代でもあります。 

 

パチスロは今もたまに打ちますが、それよりも筋トレいく方が重要になってます。

花火やクランキーシリーズのアクロス系やディスクアップは昔を思い出して打てるので最近の中ではハマりましたが、それでも筋トレより優先順位は低かったです。

 

当然そんな優先順位なんで行かなくてもいいし、行っても負けたらサクッと終わるのでコントロール出来ないって事はなくなりました。

 

ギャンブルとしてボートや競馬を始めたというのも影響しているかもしれません。

ただ、公営競技はハナから依存してません。

 

なぜなら勝てない!

 

やっぱり勝てないと僕の中ではのめり込む要素としては弱いんですよね。

 

実はパチスロって勝てそうで勝てないように設計されてますが、公営はハナから勝てない仕組みなですし、同じ公営の宝くじは夢です。自らドリームジャンボとか言ってるくらいです。

 

間違いなく言えることは、公営競技で依存してる人はパチンコだけ打ってた方が生活は安定します。それだけ公営は勝てないんです。

 

たまに馬券で食ってるとか舟券で食ってるって話を見聞きしますが、特殊な例を除きありえないですよ。

 

例えば宝くじのピンハネは50%なので直感的に無理だって分かるじゃないですか。

ギャンブル依存症の話題でも宝くじってあんまり上がらないのはこのピンハネのキツさなんじゃないのかとも思えます。

公営も構造は一緒で25%ピンハネされてますから負けは必然なんです。

 

そういう意味ではパチスロは悪くたって97%は戻ってきます。なんなら100%超える設定がとりあえずは存在してるわけです。

パチスロはギャンブルでなく遊技って意味がちょっとわかるところですよね。

上にも書いてますが僕の場合はパチスロは勝てそうだからやめられなくなったってのが正直なところです。

そして公営競技は勝てないから依存対象にはならない。  

そして今パチスロはギャンブル性が下がったので依存対象から外れたということでギャンブルは趣味としてコントロールできてるといいますか、レジャーとして楽しめています。

僕の小遣いはたまに破綻してますが生活を壊してまでそれにあてるってことは少なくとも今は無いです。

 

そもそもです

ギャンブル依存症で苦しんでる人はそんな勝ち負けの話は百も承知だと思います。

僕だって「酒やめなきゃ」「もう飲みたいくない」と思っていながらも止められなかったわけです。

 

分かってんだから。

やっちゃいけないことくらい。

分かってるけどそれよりも依存対象への気持ちが強くなるんだから。

 

そういうことって大小ありますが誰しもあるでしょ?

 

なので、悩んでる人を前に自己責任論に帰着させて責めるのは悪手だって認識を広めていきたいんです。

依存症で困ってる人よりも周りの人に対処の仕方を一考してもらいたいと思っています。

 

冒頭の記事でも触れてますがギャンブル依存症を保険で治療することの何が悪いんだと僕は思うわけです。

謎の自己責任論で追い込まれて暴発してからじゃ遅いですから。

 

僕の勝手な印象ですが、ギャンブル好きな人って考える事が好きな人が多いと思ってます。

その力を他に活かせば社会にとっても有益なことってあるじゃないですか。

 

酒への依存と違って精神的には強いですよ。未来を予想してそれに運命を託す決定ができるんですから。

 

そういう人たちが治療できる環境が整備されるのは良いことだと思ってます。

 

ホテルで目にした報道をきっかけに外れた馬券を握りしめて自分がなぜギャンブルはレジャーと割り切れているのかをふと考えてみたという話でした。

 

しかしなんでそんな報道がされてたのかとふと思ったんですが、5/14~5/20までギャンブル等依存症問題啓発週間でした。

www.kantei.go.jp

もっと大々的にやればいいのに...

 


ギャンブルランキング