サラリーマンを俯瞰して自分はこれじゃないなって思った話
9月にぶっ倒れたことでのんびりとした時間を過ごしています。
いやぁ・・・人間こうあるべきじゃないのか・・・
心が洗われたことで、昔のようなトゲトゲした感覚が戻って来ました(謎
社会に馴染むために去勢されてたんです。僕は。
働くとはなんなのか、生活とはなんなのかをこの機会に今一度考えたことで、僕がいかに社会に適合できない人間なのかをしっかり自覚できました。
体調を崩したことで「なんのために働いてるんだっけ?」と自問自答する時間が増え他わけですが、生活のためとか家族のためとかいろんな側面はありますが、僕としては仕事を通じた社会貢献ってのが「働く主題」だと思ってるんです。
他人の金儲けの手足として納得するためにはそういう口実が僕には必要でした。
ですけど、口実は口実。
実際はどうですか?社会貢献なんてどこ吹く風。
ギリギリ法律に触れないからセーフ!みたいなことばっかりで摩耗してきた結果がこの着地です。口実だけではなんともなりません。
加えて僕にとっての人生は自己実現の場だと思って生きてます。
そうすると、社会貢献することで自己実現はある程度可能だと思ってましたが、それが仕事を通じて達成することはないんじゃないか?
そう思うようになってます。
僕の場合自己実現にしめる労働の割合が多分人より圧倒的に少ないんだと思います。
こうやってあーだこーだ書いてますが、とどのつまり「働きたくねぇって気持ちが強すぎる」んです。
仕事以外できない人間になりたくねんす
そう言うことで現状僕はサラリーマンをやっているなら仕事を通じて自己実現はできないと考えています。
まぁ僕自身に能力がないからってのは大きな要因の一つでもあるんですけど、一つの企業に長く勤めることに自己実現的な意味を見出せないでいます。
僕の親世代の人たちを見ると結構仕事しかしてこなかった男性ってよく見かけます。
僕はそうはなりたくないので、親世代の働きかただと自己実現はできないってことになります。
僕はいわゆる昭和な生き方はよくないなぁなんて思ってまして、子育ても父親として積極的に参加したいし奥さんにもバリバリ働いて欲しいと思ってます。
要は男は働いて女は家庭だみたいなポンコツな考えを断ち切った姿を子供達に受け継いでいきたいと思ってます。
それが僕の自己実現なのでサラリーマンをしていては実現できないってことです。
僕は頑張りたい人が頑張ればいいし頑張りたくない人は頑張らないでも生きていける世の中が正解だと思ってます。
人間誰しも「頑張りたい時」ってあるじゃないですか。そういう時に頑張ると自分の人生にとっていい影響が出ると思ってます。
サラリーマンだとそれが一致しにくいよねってところです。
僕は30を超えて大学に行ったってこととか会社で初めての男性育休を取ったりで頑張りたい時に頑張ることの有意義さってのを実感してます。
まして僕はアルコール依存でまともに頭が動きだしたのが大学3年からですから、そういう経験を通じて世の中にはいろんな生き方があるってことを子供達に伝えていきたいと思ってます。
一回失敗したら終わりみたいな空気が日本に蔓延してますけど、そんなことないんだよ!
育休取るときに「そんなことしたら出世に響く」とか散々言われましたけど、そんな悲しい人生を生きる意味ってなによ?って思いません?
終身雇用だって悪くはない
僕の人生観と日本の雇用体系が合わないってだけで、終身雇用だって悪くないですよね。
問題は色々あるとは思いますが、人生設計がし易いし多くの人が歩いてきた道なんですから余計なリスクも少ないです。
ただ、時代に合わせた変化に対応できないところが息苦しさにつながってる面がありますし、「社員は家族だ」とかトンチンカンなことを言うオジサンが幅を利かせてたりしますがそう言うところに目を瞑ればいい制度です。
みんな仕事手伝ってくれますし、極限まで責任が薄められてますしね。
こういう組織の中で自分の時間を見つけて仕事以外のスキルを伸ばしていくことだって十分できるわけですよね。
実際に僕だって大学に行ったのは働きながらですから、終身雇用で雇われて余計なリスクを背負わずに自分の人生を設計していく。
僕にはそれができませんが、これが本来のベストなんです。
僕が終身雇用で上手くできないってのは、組織に多様性を認めさせることからスタートするのに疲れったってのがあります。
それをすることで人生を人質に取られてる感じがして疲れるんです。
働き方の多様性
そういえば大学の課題で「独裁政治について述べよ」みたいなのがあったと思います。
その時に僕は日本の会社は独裁体制を模していることが多いって話題を考察したんですが、独裁を敷いているから多様性なんて生まれないわけですよね。
働き方改革の1番の問題はここだと思うんです。多様性を認めない風潮。
これが原因で僕は20年サラリーマンをやってきてサラリーマンは合わないなぁって感じてます。
じゃぁ何がいいのかって話ですが、答えは出てます。
でも、男性が主夫なんて何だか違和感がある社会じゃないですか。
そもそも共働きが労働者のメインですが、言うても専業主婦はぼちぼち見ますよ。
働き方改革じゃないですか。主婦業は立派な仕事です。重労働です。
したがって男性が主夫したっていいじゃないですか。
うちは奥さんも稼ぎがあるので僕が主夫やっても質素に暮らしていけばやっていけます。
この道しかない!
僕のこの主夫への熱い思いを奥さんにぶつけたらおもっきりグーでパンチされました。
これですよ。日本の社会のお家芸ハラスメントですよ。DVですよ。
サラリーマン根性の染み付いた輩は多様性を排除したがるんですよ!
テーマが「はたらく」なのにいかに働かないことを正当化できるかを書いてましたね。。。
そうは言っても、子供が小さいうちはやっぱり一緒に過ごす時間を大切にしたいし、奥さんが困ってることがあったら助けてあげたいじゃないですか。
それをするには終身雇用的な働き方に沿った生き方をしてると難しいし、かといっていますぐに雇用の流動性が確保されるような社会にはならないだろうし、まっこと子育て世代には暮らしにくい世の中だなあなんてのを感じています。
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