【アル中】現役アル中が教える20代に消化しておきたい酒
今日、会社を休んでました。
何をしていたかっていうと、コチラ。
#ボートレース江戸川#オールレディース
— わぁちゃんねる (@WachanneI) 2020年1月15日
仕事を休んで初日にかぶりつき
1R目は見だけど1-4-9か43-1-9を買いたい
オッズ見て決めよ
見じゃないのかよ
冗談です。
先日生まれた子供の百日撮影をするためにスタジオアリスに来てました。
写真スタジオなのでいろんな年代の写真が飾られていて、「そういえばこないだ成人式だったなぁ」なんて奥さんと会話をしていました。
撮影の合間に自分のハタチの頃って何をしてたんだろうかとふと思い返してました。
基本的に過去にいいことはちっともない僕です。
過去を振り返っても、酒で暴れてたか潰れてたかの2パターンしか存在しません。
そんなことを思い、煌びやかに笑うハタチのモデルさんを眺めながら消えてしまいたい衝動に狩られていました。
成人式なぁ。
僕が成人式を迎えたのはふた昔くらい前になりますでしょうか?
当時の僕は、仕事以外の時間はパチスロを打っていて、知人に「パチプロ」「スロプロ」なんていう自由人も少なくなかったんです。
それくらい当時のパチスロはバブルでしたから。
キングパルサーで一財産築き、北斗の拳で全てを失うまでの期間ですね。
ようやく規制が本格化されて、それで出てきた台が吉宗です。
今でこそレジェンド級の扱いをされている吉宗ですが、導入同時は「出ない上に夢が無くてハマりが深い」そんな印象でした。
そんな欲望渦巻く時代でしたから、やることといえばパチスロと酒飲むかくらいでした。
僕の20代前半の記憶はそれしかないんです。
酒ばっかり飲んでて成長もそこで止まっているので、15年前のすでに化石と化したパチスロを昨日のことかのように思い出して語ることができます。
そんな20代の過ごし方は絶対に良くない。
おじさんになって思うことはただそれだけです。
今に何が残ったのかといえばボロボロになった体だけです。
ハタチの頃を思い出していたらそんな大人を増やさないために何ができるんだろと思いまして、パチスロ回顧録にしようと思ったんですが、せっかくなので僕がイキリ倒してた頃に良く飲んだ酒を振り返っていこうと思います。
若かりし頃に飲んでた酒たち
思い返せば、僕のアル中人生はここからスタートしています。
友人から誕生日プレゼントにこれをもらったんです。
その頃の僕は、酒をうまいなんて感じませんでしたが発泡酒を飲み、JINROを味の濃い飲み物で割り、とにかく「酒を飲む行為」そのものをただ繰り返してました。
そんな中、彗星のごとく現れたコイツ。
「なんだよカルーアって名前からして洒落てるじゃん?」なんて言いながら勧められるがまま飲んでみました。
ウメェ!
友人が「これを牛乳で割るとコーヒー牛乳の味がする上にそこそこ酔える」っていう触れ込みで持ってきたんですが、その通りで味は超絶に甘く、アルコールのトゲトゲしさを消しているので飲みやすいです。
おまけに牛乳で割るという健康にも配慮した素敵なお酒です。
飲むとしたら、酔っ払ってきて味変が欲しい時に最適ですね。
駆けつけ一杯目で飲むとつまみが食べられないくらいの甘さなので注意してください。
ケーキと一緒に唐揚げが食べられる人はどうぞ。
オススメの飲み方はカルーアミルクのカシス割りです。
最近また復刻されたと聞いたんですが、無くなっていたことは知りませんでした。
友達と飲み会を開くといつもこれを買ってこられて、一杯目はマグナムドライだよねって空気が当時はありました。
個人的にビールはクラシックラガー派、発泡酒は麒麟淡麗派だったんですが、数の暴力にいつも屈していました。
辛口と書いていますが、 僕は辛口ってのがいまいち良くわからなくて水っぽいマグナムドライは苦手だったんです。
終いにゃ500mの6缶パックをいつも2つとか買って来られるんで余ってたんです。
宅飲みの会場は僕が当時住んでたアパートだったんです。
それを平日に飲んでました。
ちなみに断酒するまで結局クラシックラガー派でした。
言わずと知れたパーティーアルコールのJINRO。
うまいとかマズイとかじゃない。
そこにJINROがある。それだけでパーティーが始まるんです。
オススメはJINROの紅茶割り。午後の紅茶のストレートがいいです。
何がいいって、紅茶のちょっとした苦味がJINROのアルコールっぽさとマッチして飲みやすくなります。
飲みやすいどころか紅茶になります。
ストローで飲んだりスポーツドリンクで割ると酔いやすいという迷信がありますが、一番手っ取り早い方法は「量を飲むこと」です。
紅茶割りはそれの点でいうとスゴイです。
宅飲み会の大谷翔平です。
彼女としっぽり仲を深めようとJINROパーテイー開いて紅茶割りなんか飲んでたら、しっぽりどころの騒ぎじゃなくなりますのでご注意ください。
実話です。次の日は便器が恋人。
ハタチの頃に飲んでいた酒でふと思い出したのがコレでした。
アマゾンで検索したらまだあるみたいですね。
昔はCMとかも結構流れてた気がしますけど、最近は商品自体をあんまり見なくなったなぁなんて思ってました。
多分僕が見てないだけで普通に売られてるはずです、宝酒造ですし。
この酒の瓶が素敵で、一部分が透明になってて反対側に描かれた模様が酒ごしに見えるんです。
この画像だと風神雷神の絵のところだと思いますが、当時はここにねぶたが描かれたモデルが売られてた記憶があります。(青森限定かもしれませんけど)
JINROとだいたい同じ扱いで飲み会に用意されることが多かった酒ですね。
大人びるということと、年寄り臭いということを混同していたその頃。
JINROとかジャパンとかに変化をつけたくて背伸びして買ってたのがいいちこです。
ネームバリューもあるし、焼酎としては飲みやすく、イキリやすい酒です。
だいたい余る。
だって若者なんてこの酒を消化できるほど人生経験積んでないじゃん。
この酒は、45才を超えて人生を噛み締めながら仲間と語らいながら飲む酒であって、カラオケに持ち込んで水割りで飲むとかそういうワケわかんないイキリかたをするための酒じゃない!
宅飲み会の真田広之。渋く飲みたい酒です。
カラオケの件はもちろん僕の実話です。
カバンからおもむろにいいちこ(瓶)取り出して今日は飲もうぜ!(🤙'ω')じゃねーんすよ。
持ってくるならもっとあるだろ、ナポレオン連れてくんな
とっくの昔に販売終了してました。
昔、ゴリッチュというチューハイがあったんです。
コレをすごくよく飲んでました。
唐辛子風味とかバナナとか一風変わった味が多くて飲み易い酒でしたね。
確かアルコール度数もちょっと高めでスーパーとかで100円くらいで投げ売りされてることが多かったんです。
う〜〜んストロング
コレもう今でいうストロングでしょ。
僕がアル中になったのはコレか?
これのせいか?
カルーアに罪を着せてゴリッチュはバックれてたのか?
コレがなくなってそのあと氷結飲んでたもん。
そのあとワインになって...
ハタチを振り返って
酒が強くてもなんも良いことなんて無いんです。
酒を飲んだ分だけ周りで涙が流れてます。
振り返れば振り返るほど酒とスロットの思い出しかなかったです。20代。
勢い余って20代半ばに飲んだ酒も書いちゃおうと思ったくらい。
それだけ、僕は周りを不幸にしてきたということなんです。
そんな僕が言えるのは「酒を飲むことを楽しみしちゃダメ」ってことだけです。
「何言ってんだこのおっさん」「おまえみたいにはならねぇよw」とみんな思うんですけど、それでも言うんです。
酒を飲むことを僕は目的にしてましたから、そうじゃなくて例えば旅行のアクセントとしての酒とか、記念のアクセントとしての酒とか、主役を別に設けていれば良い付き合いができると思います。
まぁだいたいの人はそうやってるわけなんで大きなお世話だって話ですよね。
あれほど待ち焦がれてた酒とタバコとギャンブルですが、10年ちょっとで酒もタバコもやめちゃったなぁ。
でも、こういうエントリーを書いてみると、昔一緒に飲んでた人と死ぬ前にもう一回だけ当時を思い出して時間を忘れて飲んでみたいなぁとも思います。
叶わなない思いを甘味にぶつけて幸せに包まれながらそう思う寒空の下でした。
今週のお題「二十歳」はほろ苦い思い出と共に。
その苦さは抹茶かはたまたクラシックラガーか。